■ 岐阜第一高等学校 学校説明会【大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。 岐阜第一高等学校 の学習塾向け学校説明会がありましたので、ご紹介します。
「進学、スポーツ、ものづくり」を3つの柱とする私立高校で、
普通科:特別選抜コース・特別進学コース・総合進学コース
普通科:スポーツコース
工業科:自動車エンジニアコース・生産システムコース
の3系統を持つ高校です。
地域からの要請があったこともあり、2016年から男女共学となっています。
工業科については男子生徒の方が多いようですが、普通科に関してはほぼ男女比5:5とのことでした。
成績優秀者や生徒会長、応援団長などでも女子生徒が活躍しており、かつての男子校の印象はあまりないものと考えて良さそうです。
また少人数制での授業や教育ITの活用も増えているようで、タブレット端末の貸与やClassi、ロイロノートなどの活用もされているとのことでした。
入試や奨学生制度についても伺っておりますので、塾生の皆さんや保護者様にお伝えできるよう準備を進めていきます。
また今週末には大垣日本大学高等学校の説明会もありますので、塾生の将来の選択肢を拡げられるよう説明を伺ってまいります。
■ 中学生の 定期テスト【大垣市 河村学習塾】
中学生の 定期テスト が近づき、勉強しに来る中学生が増えてきました。
今回の 定期テスト では、今までよりもテスト範囲が出るのが遅いようです。
そのことはどうしようもないので、わかる範囲で 定期テスト 対策を進めていってほしいと思います。
特に中学3年生は、2学期通知表が私立高校の決定に大きく影響してきます。
実際、ほとんどの私立高校が、前期評定または、2学期評定を判断基準としています。
今からでも、やれることはすべてやって、定期テスト および内申点を勝ち取っていきましょう。
■ 定期テストでの ケアレスミス対策【 大垣市 河村学習塾】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 定期テストでの ケアレスミス対策 について。
テストでの不注意による誤り、いわゆるケアレスミスは、「もったいない」の一言。
本当はわかっていたのに間違いになってしまうのですから、それまで一生懸命に勉強してきた子ほど「努力が報われなかった……」と落胆してしまいます。
ケアレスミスは、性格やテストに対する取り組み方などに原因がある場合があり、同じようなミスを繰り返すことも少なくありません。
どのようなケアレスミスが多いのか、傾向を把握して、根絶できるようにしましょう。
■問題文をしっかりと読む
どの教科でもよく見られるケアレスミスは、問題文を読み違えてしまうことです。
テストは時間制限があるため、つい焦ってしまいがちですが、問題文は「落ち着いて」「ゆっくりと」読むことが鉄則です。
問題文は漫然と読まず、「求められていること」に着目して下線を引くという方法が、ケアレスミスの対策として効果的です。
例えば、次のような問題があったとします。
「~~~について説明した以下の文章を読み、関係していない内容をすべて選びなさい。」
この問題では、「関係していない内容」を選ぶように求められていますが、これを「関係している内容」と早とちりしたら正答は得られません。
また、「すべて」という箇所もポイントで、「一つだけ」などと勘違いした場合にも間違えてしまうことになります。
こうした箇所に下線を引くようにすれば、求められていることを意識できてケアレスミスによる誤答はなくなります。
ほかにも、「番号で答えなさい」「20字以下で答えなさい」「小数点以下○桁まで」といった答え方の指示などに下線を引くようにします。
このような「求められていること」は、問題文の後半部分に多いことも覚えておくようにしましょう。
■時間配分に慣れることが計算ミスを防ぐカギ
数学での計算ミスも、時間に対する焦りが原因となる場合が多いものです。
その対策として、普段から練習問題を解くときには時間を測るようにしましょう。
どれくらいの時間を要するかを常に意識することで、まず計算のスピードそのものが速くなります。
さらに、「この問題は○分で解ける」と把握できるため、テストで適切な時間配分ができ、焦らなくなります。
計算の仕方が雑なことが原因となる場合もあります。
自分で書いた数字を読み間違えたり、桁が合っていなかったりするようなケースです。
日頃から丁寧に取り組むように心がけることが対策の基本ですが、テスト中に落ち着いて計算するためには、焦らないことも不可欠です。
練習問題を解く際に時間を測るという上記の方法により、時間配分に慣れておくことがやはり重要です。
■問題を解き終えた後は、ミスを見つける最後のチャンス
すべての問題を解き終えた後の見直しの時間は、ケアレスミスを発見する最後のチャンスです。
終わったからといって一安心せず、「ミスは必ずある」という気持ちで見直すようにしましょう。
どれくらい時間が残っているかにもよりますが、おそらくすべての問題を最初から解き直すのは難しいと思います。
そこで、ケアレスミスが多発するポイントを中心に見直すようにします。
例えば、「問題文が求めていることと解答は合致しているか」「計算ミスやスペルミスはないか」「記号をつけ忘れていないか」「(英語)三単現のsや比較級(er、estなど)のつけ忘れはないか」などが考えられます。
以前に本人が犯したケアレスミスに重点を置いて見直すことよいでしょう。
■テストの返却後にもしっかりと見直しを
テストの返却後、ケアレスミスによる失点があったら、どのように受け止めているでしょうか。
「本当はわかっていたから問題ないや」「たまたま間違っただけさ」などと、あまり気に留めないままでいていたら、きっと同じミスを繰り返してしまうでしょう。
どうして間違ったのかを考えると、「問題文をよく読んでいなかった」「時間がなくて雑になってしまった」「暗記があいまいだった」など、自分が陥りやすいケアレスミスが把握できます。
それをもとに二度と同じミスをしないためにどうするかを考え、「日頃から、宿題や練習問題に取り組む際に意識しておく」。
きっとケアレスミスは少なくなっていくはずです。
是非意識して取り組んでください。
■ 5教科の点数を上げる テスト勉強 の仕方【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。11月には中学生の定期テストがありますね。そこで今日は、定期テストで5教科の点数を上げる テスト勉強 の仕方 を、各教科別に見ていきます。
■ 国語の勉強法
国語では、漢字や文法など暗記系の問題から、古典や長文読解など文章をしっかりと読み込んで解答するものまで幅広く出題されます。
暗記系の問題に関しては、できるだけ単語帳や声に出してみるといった、効率的な暗記をしていくことがポイントです。
古典や長文読解に関しては、教科書に載っている文章がテスト範囲となることもあるので、しっかりとノートを見返しておき、作者の意図や時代背景まで理解しておくことです。
■ 数学の勉強法
数学のテスト勉強では、習った公式を自由自在に使いこなせるようにしておくのがポイントです。
公式をしっかりマスターしたら実際にたくさんの問題(ワークなど)を解いていき、さまざまな出題パターンに慣れておくようにしましょう。
■ 英語の勉強法
英語の勉強は単語や文法などの暗記系と長文読解系に分かれますが、基本的には暗記を中心に勉強を進めていくのがポイントです。
それでも長文からの出題もあるので、文法・文型のルールなどについてもしっかり復習し、できるだけ多くの問題を解いていくことも大切です。
■ 理科の勉強法
理科は暗記することが多い教科ですが、重要な語句や法則だけを覚えたらいいというわけではありません。
暗記と同時並行で、学校で使っている問題集(理科の学習)や単元テストなどを使って問題を解いていくことも理科のテストを攻略するカギとなります。
■ 社会の勉強法
暗記問題がほとんどの社会では、重要語句の暗記をするときに時代背景や場所、年代などを絡めて覚えていくのがポイントです。
また、教科書の音読や問題集をたくさん解いておくことも重要です。
学校で資料集を使っている場合は、もう一度細かい部分まで見直しておくことも大切です。
■ テスト勉強の流れ
・2週間前
教科書とノートなどでテスト範囲の内容を確認する
ワークの問題を解いてみる
出来なかった問題を解きなおす(覚える)
・1週間前
ワーク2回目(できなかった問題)
またできなかった問題を解きなおす(覚える)
・テスト直前
ワーク3回目(できなかった問題)
前日に全体をもう一度チェックする
こんな流れで取り組めるとさらに良いです。
是非実践してみてください。
■ 数学 の学習の仕方【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は中学生の 数学 、特に中学生の 数学 について。
数学が得意な子は「解いた量」よりも「解き方の理解」を重視!
小学校の算数では苦労しなかったのに、数学になった途端に成績に不安が出てきたという人もいると思います。
小学校の算数は、授業中で解く例題と小テストのおかげである程度の成績が取れるものですが、中学校以降の数学は一時的な理解だけでは太刀打ちできなくなってくる科目です。
数学の成績を左右する毎日の積み重ねと理解のポイントについて紹介します。
数学は解き方の理解が鍵になる科目
中学校の数学は、解いた問題の量よりも解き方の理解とこれまでの理解の積み重ねが成績アップのポイントになる教科です。
算数と同じように何度も問題を解き、解法を覚えてしまうことでもある程度の成績は確保できます。
しかし、積み上げの学問と言われている数学でそれを続けると、いつか数学の成績が急下降してしまうことも考えられるのです。
「どうしてそういう解法になるのか」「なぜこの公式が重要なのか」を理解していないと、例題の数値が変わっただけの問題でつまずいてしまう可能性すらあります。
公式や解き方をきちんと理解するには、学校の授業をどれだけ自分が理解しているかを測る作業が大切です。
毎日たった10分の習慣が数学の成績を分ける
毎日の積み重ね学習なしに、数学のテスト対策を一夜漬けでするのは無謀です。
数学は考え方・解き方を理解した上で問題演習をすることで学力アップにつながる科目です。
その基本の理解や定着、問題演習には時間がかかります。
数学の授業があった日の復習が、理解を深めることにつながります。
「めんどうくさい」と感じるかもしれませんが、やることは多くありません。
宿題を解く時間を除いて10分から15分程度かければ終わるでしょう。
【数学の復習例】
・その日の授業ノートを読む
・どんな授業だったか思い出す
・教科書の例題を解く
・よくわからない部分にマークをつける
・時間があるときによくわからない部分の演習をする
定期テスト前は試験範囲のワークや教科書の復習を
定期テストの勉強は、できれば2週間前には始めておきましょう。
まだテスト範囲が出ていないかもしれませんが、前回のテストの続きが範囲になることが多いので、前半部分の予測は立つはずです。
定期テスト前の数学の勉強は、毎日の復習で「よくわからない」とした部分の学習と試験範囲の問題演習にあててみましょう。
問題を解いてみて、解き方がわからないものはノートや教科書を復習するといったようにし、問題をみたときに解き方がわかるようにするのがポイントです。
まとめと実践
数学をはじめとする積み重ねの学問と言われる教科は、毎日の復習が成績アップのポイントになる場合がほとんどです。
定期テスト直前に一夜漬けをするよりは、毎日5分、ノートを見直すだけでもいいので復習するようにしましょう。
これは、高校生になっても役に立つ習慣です。
■ 体調管理 気温差に気を付けよう【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 体調管理 について。
寒暖差が激しくなる時期になると、なんだかいつもより疲れている気がすると感じる人が増える傾向にあります。
その疲労はもしかしたら寒暖差疲労が原因なのかもしれません。
身体に起こる症状は身体の冷え、めまい、頭痛、肩こり、顔のほてりです。冷えに関しては特に手足などの末端が冷えやすくなる傾向にあります。
人によっては頭痛やめまいによって吐き気を引き起こすこともあります。
特に前日よりも気温差が5度以上あると体に影響が出やすくなり、症状も引き起こされやすくなるといわれています。
生活習慣を整える
まずは生活習慣を整えることからです。
当然のことのように感じられるかもしれませんが、特に食事は寒暖差疲労をためないための予防として重要です。
3食バランスのとれた食事を摂取するようにし、できれば温かいものを摂取するようにしましょう。
軽い運動
次に上げられるのは、軽い運動です。ストレッチや散歩などの軽い運動は血液の循環を良くするため、寒暖差疲労を改善できる可能性もあります。
通勤や通学で歩く習慣をつける、入浴後にストレッチをするなど生活の中に軽い運動を取り入れてみましょう。
体を温める
最後に体を温めるということです。軽い運動ともつながってきますね。
身体の温め方にはいろいろとありますが、最も効果的なのが入浴です。
入浴は自律神経を整えることに加えて睡眠障害の改善にもつながることが考えられています。
38~40度のぬるめのお湯に10分ほど浸かるとよいでしょう。
また、3首と言う言い方をしますが、首、手首、足首を温めることで温まった血液を全身に効率よく回すことができ、身体を温める効果が得られるといわれています。
外出時にはマフラーや手袋、靴下などを用いてこれらの首をしっかり保温するようにしましょう。
また、入浴を毎日することが難しいという場合でも温タオルを首に当てたり、手浴や足浴などの部分浴を行ってこの3首を温められるとよいでしょう。
今年は特に体調管理がシビアに求められる年となりそうです。
何事も健康が一番ですので、皆様もご自愛ください。
■ 大学入試 の注意点【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 大学入試 の注意点について
2021年度の入試は高大接続改革により大学入学共通テストが開始されますが、新型コロナウイルスの影響で追試験や特例追試験が実施されるなど、例年とは異なる点が多くなります。
今回は、今春の入試傾向について触れたうえで、 大学入試 の注意点などを確認していきましょう。
●今春の入試の特徴●
今春の入試で最も大きな特徴は「浪人回避」でした。
2021年度からは、これまでの形式とは異なる大学入学共通テストが始まります。そのため、このテストを回避するために、現役生や浪人生に”今年合格しなくてはならない″という心理が働いたと分析できます。
例をあげると、旧帝大を含む難関国立10大学の志願者は、10大学とも昨年対比91~98%と減少しました。
その影響は国公立大学だけにとどまらず、私立大学にも同様の傾向が見られました。関関同立は昨年対比97.9%、産近甲龍95.0%、摂神追桃にいたっては85.9%となっています。
※上記難関国立10大学:北海道大学・東北大学・東京大学・東京工業大学・一橋大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・神戸大学・九州大学
国公立大学の志願者が減少したことにより、各私立大学は繰り上げ合格(追加合格)を多く出した年度となりました。
繰り上げ合格とは、合格発表時に「補欠合格」となった受験生が、その後(これは大学によるがおおむね3月中旬)に「あなたは合格者に繰り上がりました」と連絡がくるものです。ちなみに、上智大学の繰り上げ合格者(やっぱり合格)、何名いると思いますか? なんと1750人です。
明治大学は1000人、立教大学においては2000人です。
そして、繰り上げ合格者の前年比は3大学とも大幅に増加しています。(上智+959、明 治+300、立教+1000)。
ちなみに早稲田大は1000名の追加合格(2020 年 5 月 8 日発表)。
この要因として、難関私大のGMARCHの受験者が減ったことが挙げられます。
そのため、3月入試での合格を計算にいれて入試のスケジュールを組むのは避けた方が良いでしょう。
私立大学が第1希望の方は、前期A日程での合格を優先してください。
●大学入試改革と新型コロナウィルスによる影響●
大学の入試改革は国公立大学だけでなく、私立大学にも影響を及ぼしています。
例えば、早稲田大学は政治経済などの3学部で、共通テストを受けていないと受験できません。
また、上智大学などでは一般選抜において、従来の3教科型の入試を共通テストと大学独自試験で合否判定を行うなど、難関私大の一般選抜の方式変更が実施されるため注意が必要です。
このように、大学入試改革により私立大でも共通テストの活用が進むことになります。
さらに、新型コロナウイルスによる影響は大学受験に大きな影響を与えます。受験生の多くは3ヵ月近く授業を受けていません。
オンライン授業を行っている学校もあるものの、学校で対応が異なっているため、学校間格差が広がっているのが現状です。
そのため、2021年度の大学入試は、浪人生が有利になる可能性があります。
加えて、共通テストは新型コロナウイルスへの感染拡大への懸念、学業の遅れなどが考慮され、本試験の他に1月30日、31日に全都道府県で追試験が実施されます。
特例追試験として、2月13日、14日にも試験日が用意されるなど入試日程が例年と大きく異なるのは確実です。
■ 大学入学共通テスト で大きく変わった点と傾向予想[理科・社会編]【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 大学入学共通テスト 、理科と社会で大きく変わった点と傾向予想です。
社会
数学についてだいぶん語ってしまったので、社会については必要なところにとどめてお伝えします。
基本的な変化は数学と大きく変わらず、生徒同士の会話、ディベートや新聞記事から歴史的事項を連想できるか、という問題が増えてきます。
■ 配点・問題構成
大きな配点や構成はかわりません。傾向としては、資料問題や図表・地図を利用した問題が増えることでしょうか。
今まで以上に、「日本史の問題で資料から何のことを述べているか読み取り、その出来事について答える」という問題や、「地理でみたことのない資料・図表が出て、それについて答える」「世界史で地理のようなデータをもとに答える問題が出る」など、資料などの読み取りを意識した問題構成になっています。
入試改革における「思考力・読解力」の部分を強く見ようとした結果ではないかと思いますが、じゃあこれも「もっといろんな図表を覚えないといけないか」と言われると、必ずしもそうではありません。
■ 対策
もちろん、いままで「地図なんてそんなに見ていないよ」という人は、ある程度細かく見ていく必要がありますし、今まで以上にいろいろな図表に目を通すことは重要になってきます。ただ、だからといってすべてを覚えようとするのではなく、「なぜこのようなデータになるのか?」「この地図の時代はどういう時代だったか?」と、習った知識を紐付けていくことが非常に重要になります。
理科・理科基礎
理科・理科基礎についても、基本的には数学と同じ傾向で、生徒同士の会話や実際の現象を元にした問題が増え、実用とリンクした見極め力が求められることになります。
■配点・問題構成
基本的な設問や問題構成はどの科目も大きく変わりません。
変わるのは「実用」「実生活での体験」をより重視していくこと。
例えば、物理ではいきなりお相撲さんが相撲を取ります。
このときの力を一つ一つ分解していくわけですね。
他に、化学では「カセットコンロ用ガスボンベの仕組み」が問われるなど、「身の回りのものの仕組みや動きの原理」が聞かれることになるわけです。
■ 対策
対策としてはやはり、数学のように「きちんと原理を理解できているか」「実生活に当てはめながら理解ができているか」という視点が重要になるでしょう。そういった探究心のようなものもわずかに求めているような気はしますね。
ただ、そればかりではないので、基本はやはりただただ暗記に走るのではなく、きちんと理解をしながら問題を解けるようになっていくことが最重要になってきます。
■ 大学入学共通テスト で大きく変わった点と傾向予想[数学・国語編]【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 大学入学共通テスト の数学・国語について。
■ 数学
「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・A」の試験時間が70分に増えます。
これまで通り、基本事項の定着や限られた時間の中で多くの処理・考察が必要なことに変わりはありません。
共通テストではさらに、「日常生活や社会の事象」をテーマとした問題や、数学の定理・公式の深い理解が問われる問題が出題されると考えられます。
問題の導入部分などでテーマや状況を説明するための文章が多く、読解力や必要な情報を抜き出す力が必要になります。
複数のグラフ・図・表を扱うことも予測されるため、「どのように考えれば効率的に解答できるか」を意識しながら演習を行うことが大切です。
また、普段から定理や公式を単に暗記するのではなく、「なぜ成り立つのか」といった本質についての疑問を持ちながら学習することを心がけましょう。
■ 国語
近代以降の文章2問、古文1問、漢文1問の構成はセンター試験と変わりませんが、1つの大問に1題材だけでなく、異なる種類や分野の文章を組み合わせた複数の題材を通して、深い思考力を問うような出題が予想されます。
複数の資料から情報を読みとって関連づけたり、本文の趣旨を身近な具体例に当てはめたりするなど、深く考える力を身につけましょう。
とはいえ、基礎的な問いがなくなるわけではありません。
漢字や語句の意味、古典では重要古語や文法、和歌の修辞、古文常識など、漢文では重要語や句法などを繰り返し復習し、取りこぼさないことが大切です。
■ 大学入学共通テスト で大きく変わった点と傾向予想[英語編]【 大垣市 河村学習塾 】
こんにちは。河村学習塾波須校の園部です。今日は 大学入学共通テスト 、英語について。
センター試験からの変更点をご紹介します。
◎ Listening
リスニングでは、読み上げられる英文の総語数がセンター試験より増え、さらに1回のみ流れる問題や、図表やワークシートを完成させる問題など、新しい形式の出題が予想されます。
イラストなどを使った問題も増え、音声と文字・視覚情報を組み合わせて解答したり、複数の情報をもとに判断したりと、幅広い対応力が問われます。
またリスニングの問題音声は、センター試験の時は2回流れましたが、共通テストでは2回と1回の混在となります。一度で聞き取れるように練習が必要です。
第1問、第2問……2回
第3問~第6問……1回
※1)第3問は試行調査では2回流れましたが、共通テストでは1回です。
※2)2020年7月大学入試センター発表。
◎ Reading
リーディングでは、センター試験の第1問、第2問で出題されていた「発音、アクセント、語句整序など」の問題を単独で問うことはなくなります。第1問から文章読解の問題で始まる構成になることが予想されます。
また、リーディングでは、これまで日本語で書かれた設問文が英語になり、センター試験よりも英文の総語数が圧倒的に増え、読む力や思考力がさらに幅広く問われるようになります。
手紙やブログ記事、図表を含む説明文、読者のコメント、伝記といった多様なジャンルや形式の英文が並び、情報をすばやく把握して問題を解く力が必要です。
発音・アクセントや語彙、文法の知識を直接的に問う出題はなくなりますが、基本的な知識・理解は不可欠。
基礎をおろそかにせず、さらに大量の英文を読む力・思考する力をつけていくことが肝要です。
本番までにさまざまな問題に触れ、予想外の形式にも柔軟に対応できるよう準備しておきましょう。