教室長ブログ

■ 国語の読み取り 【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは、MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。受験対策もいよいよ佳境に迫ってきて、昨日も昼から夜まで受験生たちがそれぞれの課題を一生懸命勉強するそんな一日でした。目の奥に真剣さがにじみ出てきて、ようやく試験直前の受験生らしい顔になってきました。

直前に一番点数が上げづらい教科はなんといっても『国語』です。国語の点数は小学1年生から中学3年までの学習の積み上げといっても間違いないと思います。これまでにどれだけ多くの文章を読み、どれだけ深くそのことについて考えられてきたか、どれだけ多くの言葉や漢字に触れ理解してきたか、それが受験時の国語んの点数に大きく影響を与えていると思います。小学校の時に教科書の音読をさぼっていた子は、そのつけが中学に回ってきて、読み取りで大きく点数を落とすという結果に陥りがちです。漢字ドリルを繰り返し練習していても、何も考えずただただ書いていた子は、それがまったくそれが自分の身になっていなかったことを試験で痛感することになります。やはり普段の学習の積み上げが大事と言えると思います。

読み取り問題ができない生徒は、総じて良く問題文を読んでいない傾向があると思います。以前こんな生徒がいました。読み取り問題がいつもできていなくて点数が取れないと嘆いていたので、いつもどんなふうに読み取りをしているかを聞いてみました。すると設問にある答えのみを見つけようと、線が引いてある周辺のみを見ていて、問題文全体を全く読んでいなかったという事実が判明しました。どうりで点数が取れないわけです。まさに『木を見て森を見ず』と言えるでしょう。

ちなみに文章問題の際は、設問をまず見てある程度そのあとの問題を理解し、そのあとで問題文を解くという順番で解き進めると、時間の節約になります。ぜひ実践してみてください。

国語以外の教科でも、設問をよく読まないため、記号で答えなければいけない所を言葉で書いてしまったりして、ケアレスミスで点数を失う生徒も多いです。設問や問題文には必ず答えのヒントになる部分が隠れています。そこを逃さず注意深く読み進めることができるだけで、得点が5点・10点変わってくるでしょう。だから問題文・設問を丁寧に読み、必要なら線を付けたり、丸で囲むなどして、自分で正しく理解できるように工夫しましょう。

国語の読み取り力の強化のために、当塾では『わくわく文庫』という学習プログラムを用意しています。プロのナレーターによる読み聞かせによって、文章に親しみながら語彙を増やし、速読も促がすというプログラムです。読書後は読んだことを感想文にまとめ、アウトプットさせます。そうすることで考えながら読み進める力も養われます。もし当塾の『わくわく文庫』に興味がありましたら、お気軽にお尋ねください。