教室長ブログ

■ 小学校の教科書が来年度から新教科書に!【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。昨日小学校の指導をしていて、小学5年生の生徒から、次の単元が「速さ」なので、「速さ」の指導をお願いしますと言われました。元々は小学6年生で学習する単元なのですが、来年度から変更される新しい教科書では小学5年生での学習内容なので、どうやら移行措置として指導がこの時期入ってきたようです。ゆとり教育の時期から考えると、本当に多くの学習内容が、どんどん前に前に前倒しされて指導されています。現場の先生方もその対応に追われて大変だろうなあとも思いました。しかし指導学年が変われども、教える本質は変わりませんので、きちんとその本質をつかませていくように、工夫して指導していきたいと思います。

小学6年生は、今ちょうど「単位」の単元を学習しておりますが、この単元の指導はなかなか大変です。「1㎥は何㎤ですか?」と聞かれても、単位変換させることが苦手で、すぐに答えられない生徒たちがやはり多いです。そんな生徒たちには、必ず図を書かせて考えさせています。「1㎥は縦、横、高さが1mずつ、1mは100㎝だから100㎝ ×100㎝ ×100㎝ だから10000㎤になるよね?」そんな風に、一つ一つ手間を惜しまずに図に書きながら考えていけば、いざテストの時にどれだけになるか覚えていなかったとしても、自分で答えにきちんとたどり着いていくことができます。かつて算数が苦手で、特に単位が本当に苦手だった女の子がいましたが、きちんと図に書かせながら解かせていったところ、うっかりミスで1問だけ間違えてはしまいましたが、まわりが60点・70点の生徒たちがたくさんいる中で、その子は95点を取ることができました。その経験がその後の彼女の自信につながっていったことを今でも覚えております。

勉強には確かにコツがあります。「こうすればきちんとできるようになるよ!」というアドバイスや、できるようになるための知恵を、授業の中で一人ひとりの生徒に適切に与えていきたいと思っております。