教室長ブログ

■ 2月のおすすめ映画③【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。昨日16日(日)は国立岐阜高専の入試日でした。外は生憎の雨模様だったので、気持ち早めに家を出て、高専を受検する塾生の激励に出向きました。本人と顔を合わせると、体調も良好そうで、気合の入った良い表情でいました。一緒に受検する同級生たちと円陣を組み、お互いに声を掛け合っている姿はとても微笑ましく、ぜひみんながんばって合格してほしいなあと思いました。

昼は中1と中2の学年末対策でせわしく動き回っておりました。中3生たちも自主勉強に来て、それぞれが自分の力を高めるために、しっかり頑張っておりました。8時くらいまで指導をした後、オンとオフの切り替えのために、昨日も映画を一本鑑賞しました。昨日鑑賞した映画は、「1917 命をかけた伝令」です。第1次世界大戦を舞台にした戦争ドラマで、第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランスが話の舞台となっております。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙(たいじ)する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下されます。重要な任務を命じられ、たった二人で最前線に赴く物語を、全編を通してワンカットに見える映像で映し出しています。

上映前からこの作品全体をワンカットでどう撮ったのだろうと、大変興味深く思っておりました。ただ実際のところは、作品の中で3回ほど場面転換をしているため、映画すべてがワンカットで撮られたというわけではありませんでした。時間展開の兼ね合いがあるので、そこに関してはある意味仕方がなかったのかもしれません。ただ基本ワンカットテイストで作品が撮られていますので、目線は常にカメラとともに動いていきます。だからまるで映画の中の兵士たちと一緒の空間にいるような錯覚に陥る映画のつくりはなかなか面白かったです。また戦争のリアリティがそこかしこにあるので、見ていて次にどうなっていくのか予想もつきづらく、息をのむような展開に最後までしっかり映画を堪能できました。とても秀逸な作品だったと思います。点数は92点。

学年末テストに、入試対策に大忙しの毎日ですが、また今週もしっかり生徒たちと向かい合って頑張っていきたいと思っております。