教室長ブログ

■ 国立岐阜工業高等専門学校 入試説明会【瑞穂市MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。本日午前10時から 国立岐阜工業高等専門学校 の入試説明会が開催されました。そこで今日は岐阜高専について紹介したいと思います。

※一部校舎は現在改装中となっておりました。随時校舎を新しくしているそうです。

岐阜高専は、全国に51校ある国立の高等専門学校ひとつで、5年間一貫した早期専門教育で、技術者・研究者・教育者(数学教諭)・国家公務員など多方面で活躍する人材育成を目指している学校です。高専で学習する生徒は、全国110万人の高校生のうちの1万人ということで、約1%の比率となっています。

1・2年次は一般科目中心で学習し、3年生から徐々に専門科目の割合が多くなるという「くさび型教育」で、しっかりとした知識を持つ技術者の育成を目指していらっしゃいます。

卒業生の半数程度が進学で、その3分の2ほどが国立大学編入学、3分の1ほどが専攻科にて学士取得をしているそうです。大学への編入学試験は複数受験が可能で、通常2~3教科で受験できます。高専と連携関係の豊橋技術科学大学や、名大・名工大・岐大など地元大学へ編入する学生が多いそうですが、通常工業系大学の3年生・4年生で学習することのほとんどは高専で学習済みで、大学の方も高専から編入してくる学生に対して大変期待しているとのことです。

平均求人倍率20倍以上と非常に高く、自動車関連、重工業、家電関係、電気・電力関連、JRなどの優良企業や公務員として、社会で多く活躍されています。ちなみにポケモンの生みの親、田尻智さんも高専の出身者です。

課外活動も盛んで、運動系だと柔道、ソフトテニス、陸上、文科系だとロボコン部が頑張って活動をしております。ロボコン部に関しては、先日行われたロボコンの東海北陸地区大会で優勝されたそうです。※ロボコンに出場したロボットがフロアに展示されておりました。本日説明会を担当されていた副校長(教務主事)の和田清先生に校舎内を案内していただきました。※図書館もこの3月新しくきれいになりました。作業機械の操作を学ぶ「テクノセンター」の中も案内していただきました。※無人で作業をするコンピューター管理のロボットも見せていただきました。

「ものづくり」に興味関心を持つ生徒にとって、大変恵まれた素晴らしい教育環境だということを、今回の説明会&見学を通じて改めて感じました。ぜひ高専を受検したいという人は、当然求められる学力もかなり高いですが、その素晴らしい夢に少しでも近づけるように、当塾がしっかりとサポートします。一緒にがんばりましょう!