■ 鉛筆の持ち方【瑞穂市 MUGEN学院 穂積駅前教室】
こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。今日は「 鉛筆の持ち方 」をテーマに書きたいと思います。
みなさん、鉛筆は正しく持てていますか?
昨日中学生の塾生を指導していた時にあることに気が付きました。その塾生は漢字や英単語を覚えるのが苦手で、字も決してきれいとは言えない塾生でした。小学生時代にあまり漢字の練習をしてきていなかったようなので、まずは漢字の正しい覚え方を指導しておりました。お手本を見ながら何度も漢字を書いて練習しているのですが、止めハネはもちろんのこと、字全体がなぜか丸みを帯びてしまって、どうにも不格好な漢字になってしまいました。「どうしてだろう?」と彼の練習する様子を注意して見てみると、彼の鉛筆の持ち方に問題があることに気が付きました。
ふつう自分が書いている文字を目で確認しながら書き進めていくので、自分の視線の先にペン先が見えていないといけないのですが、下の絵にもあるように、鉛筆を握りしめるような持ち方をしていたため、視線の先にペン先が見えず、ある意味勘で字を書き進めていたのです。野球で例えるならば、目をつぶったままの状態で、飛んでくるボールにバットを当てていたのです!
上の絵のような持ち方で書く小学生の数がここ数年多くなってきたことを、本当に実感しております。私が塾での指導の中で気がついたときには、すぐに正しい持ち方に直させておりますが、正しい持ち方で書かないと、長時間の勉強に耐えられないだけでなく、先ほど紹介したように、正しく覚えることの支障にもなりかねません。彼に正しい持ち方を指導し、ペン先をきちんと見ながら書き進めるように練習させました。すると字が一気に安定し、本人も覚えやすくなったと大変興奮気味でした(反対に今までよくそれで書いて来たなとある意味びっくりなのですが・・・)。このような鉛筆の持ち方一つで、お子様の学力が大きく変わることもあります。一度注意してお子様の鉛筆の持ち方を見ていただき、正しい持ち方を是非お子様に教えてあげてください。私自身も子供たちの学習の様子をいつも注視しながら、鉛筆の持ち方はもちろんのこと、一人ひとりの状況に合わせた、できる限りきめの細かい指導をしていきたいと思っております。