教室長ブログ

■ テスト採点 もパソコン上で【MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。今日は テスト採点 について。岐阜県大垣市の公立中学校全10校で「デジらく採点2普通紙対応版」が5月から導入されたとのことです。

「デジらく採点2」というのは、スキャネットが作成したパソコン上でテスト解答を採点するソフトウェアで、手書き文字を自動で認識し、採点する機能があります。採点結果はデータ保存され、分析も容易に行うことができます。2019年からは、普通紙(コピー用紙)に印刷した解答用紙を使用可能な、「デジらく採点2普通紙対応版」の提供をしているそうです。

大垣市は、ICT等の先端技術の活用による教職員の働き方改革を推進、スキャネットとの「教職員の業務の効率化に向けたモデル事業」に関する連携協定により、テスト採点業務の効率化を図りました。20年度11月から3月末まで、大垣市の中学校へ「デジらく採点2普通紙対応版」を無償提供し、使用環境の整備や使用方法のアドバイス等を行い、今年5月からは本格導入し、定期試験や小テスト、アンケート等での活用により、教職員の採点業務の効率化が期待されるそうです。

実際大垣の中学校に通っている塾生のテストを見たときに、すべてのテストの採点がコンピュータでされているのを見て大変驚きました。実力テストや模試などではそうした採点は見たことがありましたが、いよいよ学校のテストの採点も先生たちの手を離れて、パソコン上でできるところまで来たんだなと思いました。ただ元々学校でテスト採点をしていた立場から言うと、採点をすることで生徒一人ひとりの学習状況を把握していたこともあるので、その手間がなくなった分、パソコン画面上だけで判断するのは少し怖いかなと思いました。やはり一長一短はあると思います。とは言え私自身は1クラスおよそ1時間ぐらいの採点時間がかかっていましたので、4時間ぐらいの時間短縮になり、現場の先生たちの業務量が減ることは大変良い事かと思いました。まだ100%安心というわけではないと思うので、より改善されていけばと思いました。