教室長ブログ

■ 国立岐阜工業高等専門学校 R4年度入試説明会【 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。今日は午前中に 国立岐阜工業高等専門学校 の入試説明会に参加してまいりましたので、国立岐阜工業高等専門学校(岐阜高専)の紹介をしたいと思います。 国立岐阜工業高等専門学校 は、全国に51校ある国立の高等専門学校ひとつで、5年間一貫した早期専門教育で、技術者・研究者・教育者(数学教諭)・国家公務員など、多方面で活躍する人材育成を目指している学校です。近年女子学生の割合が増えているそうで、およそ25%が女子学生だそうです。女子人気は全国的なものらしく、奈良女子大に工学部が新しく開設されるのもその表れのひとつだと言って見えました。

1・2年次は一般科目中心で学習し、3年生から徐々に専門科目の割合が多くなるという「くさび型教育」で、しっかりとした知識を持つ技術者の育成を目指しています。学科としては、

ものづくりの基礎を学び、未来を創造するエンジニアを育成する「機械工学科」

ものづくりの基盤を担う電気電子工学と情報工学に精通した技術者を養成する「電気情報工学科」

電気電子系、機械系、情報系を融合したメカトロニクス・ロボディクスを学ぶ「電気制御工学科」

道路、鉄道、橋、川、港、都市計画、水道、電気、ガス、通信などのまちづくりのプロになる「環境都市工学科」公務員希望者におすすめです。

建築に関わる「匠」の養成を目的に、一級・二級建築士を養成する「建築学科」

があります。

卒業生の約50%程度が進学で、そのうち3分の2ほどが国立大学編入学、3分の1ほどが専攻科にて学士取得をしているそうです。大学への編入学試験は複数受験が可能で、通常2~3教科で受験できます。高専と連携関係の豊橋技術科学大学や、名大・名工大・岐大など地元大学へ編入する学生が多いそうですが、通常工業系大学の3年生・4年生で学習することのほとんどは高専で学習済みで、大学の方も高専から編入してくる学生に対して大変期待しているとのことです。

令和3年度の卒業者の就職状況は平均求人倍率27.3倍と非常に高く、自動車関連、重工業、家電関係、電気・電力関連、JRなどの優良企業や国家公務員として、社会で多く活躍されています。ちなみにポケモンの生みの親、田尻智さんや、現東京工業大学学長の益一哉先生は高専出身者で、東日本大震災の際の釜石の奇跡で知られている片田敏孝先生は岐阜高専の出身者だそうです。※副校長の北川先生に校内を案内していただきました。※テクノセンターの中も案内していただきました。

「ものづくり」に興味関心を持つ生徒にとって、大変恵まれた素晴らしい教育環境だということを、今回の説明会&校内見学を通じて改めて感じました。ぜひ高専を受検したいという人は、求められる学力もかなり高いものになりますが、その素晴らしい夢に少しでも近づけるように、当塾がしっかりとサポートします。一緒にがんばりましょう!