教室長ブログ

■ 小学校 教科担任制 に向けて、来年度教員を950名増員へ!【 瑞穂市 MUGEN学院 穂積駅前教室 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。公立小学校5、6年生での 教科担任制 を拡大するため、政府は2022年度に教員の加配定数を950人増やすことを決めたそうです。

文部科学省は25年度までかけて教科担任制を段階的に拡大し、今回分も含め4年間で加配定数を計3800人程度増やす方針だそうです。教員配置については、学級や児童生徒の数に応じて決まる「基礎定数」と、いじめ対策など特定の目的で追加配置する「加配定数」があるそうです。

小学校高学年での教科担任制の拡大には、高学年から内容が難しくなる教科の理解度を高めると同時に、教員の負担軽減を図る狙いがあります。現在、小5と小6の学級担任は平均週25コマほどの授業を受け持っていますが、約3800人の定数増が実現すれば、3・5コマ程度減らす効果が見込めるということです。

私も小学校で勤務をしたことがあるので、先生方の大変さはよくわかっているつもりですが、生活の記録や宿題のチェックなどの作業を隙間時間でこなす必要があり、本来もっともっと大切にしていきたい子供たちとのコミュニケーションの時間を削らざるを得ない状況にあったかと思います。昨今のいじめをはじめとしたさまざまな問題に柔軟に対応できるような心のゆとりは、日常のルーティンワークに追われる現在の状況下ではなかなか生み出せないかと思います。ですからこうした国としての動きは、現場の先生方の負担軽減になり、大変喜ばしい事であるなあと思いました。今後段階的に加配をしていくそうなので、現場の先生方、子どもたち双方にとって、今回の増員がプラスに働いてほしいと強く思います。