教室長ブログ

■ 小中学校教科書の デジタル化 【 瑞穂市 MUGEN学院 穂積駅前教室 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。2024年度からの小中学校の教科書の デジタル化 に向けて、来年度試験的に外国語(英語)の教科書データを全小中学校に無償提供するそうです。

教科書のデジタル化に関しては賛否両論あります。持ち運びが楽になり、動きや音声での指導で理解が深まるというメリットがある反面、ネットワークや接続等の様々なトラブルが起きうる可能性と、視力低下などの健康面の問題を引き起こす可能性があると思われます。

紙の教科書ならではの良さもあり、アンダーラインなどの直接の書き込みがしやすいかったり、場所や環境を選ばず、接続トラブルのような問題も出てこないところは紙の教科書ならではの良さです。また作業により理解を深めていく部分もあるので、すべてが便利になりすぎるのも一つ問題なのではないかと思っています。

私としては紙の教科書をベースにしつつ、副次的にデジタルデータを活用していった方が、下手に現場での混乱を生まずに済むのではないかと思います。また移行によるトラブルを減らすためにも、ITの専門家を学校に常駐させることが必要ではないかと思います。そして何よりも、今までのこうした教育改革の動きのように、上から考えだけを押し付けて、現場の先生方にその他のことを丸投げし、先生方の負担を増やすということだけは絶対にしてほしくないと思います。今後も教科書デジタル化について動きがありましたら、ブログ内で紹介していきたいと思います。