教室長ブログ

■ 5月最新映画レビュー②【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日は以前から公開をずっと楽しみにしていた「シン・ ウルトラマン」をモレラで観賞してきましたので、この話題の 最新映画 のレビューを書きたいと思います。

1966年の放送開始以来親しまれている特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」などの庵野秀明が企画・脚本、樋口真嗣が監督を務め新たに映画化した作品で、謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」が現れ危機に直面した現代の日本を舞台に、未知の存在である「ウルトラマン」が出現した世界を描いています。

謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」が次々に現れ、その存在が日常となった日本を舞台に、通常兵器が全く通用せず事態が長期化する中、政府は田村君男(西島秀俊)を班長に、さまざまな分野のスペシャリストから成る禍威獣対策の専従組織・通称「禍特対(カトクタイ)」を設立します。メンバーが任務に当たる中、銀色の巨人が突如出現。巨人対策のため、禍特対には分析官・浅見弘子(長澤まさみ)が新たに配属され、作戦立案担当官・神永新二(斎藤工)とバディを組みます。

小さいころから本当に大好きだった「ウルトラマン」、その映画化ということで大変期待しておりましたが、大好きだけにその世界観を壊していないかと、期待半分、不安半分といった気持ちで観賞しました。作品を通して、ウルトラマンに対するリスペクトを様々な部分で感じ取ることができました。CGの安っぽさの指摘は他のレビューでたくさん見られますが、私は以前のウルトラマンを見ているかのようで、好感が持てました。

※ここから先に若干ネタバレがありますので、ご注意ください。

ウルトラマンが好きなだけに敢えて言わせてもらうと、アクションシーンはやたら光線を使った戦闘シーンが多かった印象だったので、もっと禍威獣(カイジュウ)との肉弾戦があっても良かったのではないかと思います。あれこれ説明過多(特に前半)で、ストーリーの盛り込み過ぎ感が否めず、後半クライマックスシーンがあまり丁寧に描かれていなかったと思いました。細かい人間関係の部分の描き方が希薄で、登場人物たちに感情移入しづらい部分が少し残念でした。ウルトラマンの飛行シーンや回転して攻撃する部分は、正直不自然に思えたのでもっと改善してほしかったです。○○の巨大化シーンも私的には蛇足かなと思いました。またカラータイマーや目の部分ののぞき穴は、私はそこも含めて「ウルトラマン」だと思うので、オリジナルのままでやってほしかったです。

いろいろと意見を書きましたが、私自身作品に対する思い入れ、愛情が大変強いので、その点ご容赦いただければと思います。昔ウルトラマンを見ていた多くの大人たちに向けての、大人のための「ウルトラマン」というのが今回の映画に対する私の感想です。点数は88点。

このあと「シン・仮面ライダー」の公開も控えていますが、これまた大好きな仮面ライダーだけに、期待半分・不安半分で公開を待ちたいと思います。これからも 最新映画 のレビュー紹介をしていきますので、お楽しみに!!