■ 9月 最新映画 レビュー③ 【MUGEN学院 穂積駅前本校】
こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。今日は夏休み中に鑑賞した 最新映画 の中でも1,2を争う良作、草彅剛さん主演の[SABAKAN サバカン]についてレビューしたいと思います。
1980年代の長崎を舞台に、二人の少年の友情と、それぞれの家族との日々を描く青春ドラマで、クラスで人気者の少年と嫌われ者の少年が、ある冒険を共有することによって親しくなっていきます。
1986年の長崎で、小学5年生の久田(番家一路)は、愛情深い両親(尾野真千子、竹原ピストル)と弟と共に、時にはけんかもしながら仲良く暮らしていました。彼はあることを機に、家が貧しいためにクラスメートから避けられている竹本(原田琥之佑)と、直にイルカを見るためにブーメラン島に行くことになります。この冒険をきっかけにして二人の絆は深まっていくが、そんなときある事件が起きます。
草薙さんが主演と最初に書きましたが、この物語の主演は完全に二人の子供です。二人が様々な出来事を機に友情を深めていくその様子が、美しい長崎を舞台に展開していくのが非常に心地よかったです。自分たちの子供時代にタイムスリップしたかのようなそんなノスタルジーも作品の中で感じられました。また彼の両親役の竹原ピストルさんと尾野真千子さんが大変いい味を出していて、ほろっとさせられる場面がいくつもありました。映画だったら「STAND BY ME」、歌だったら「Secret Base 君がくれたもの」を彷彿とさせるような、ぜひ映画館で観賞していただきたい良作です。点数は94点。