■ 11月 最新映画 レビュー① 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】
こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日はモレラで、以前から公開を楽しみにしていた 最新映画 「すずめの戸締り」を鑑賞してまいりましたので、そのレビューを書きたいと思います。
「君の名は。」「天気の子」などの話題作を生み出してきた新海誠監督が、「災いの元となる扉」を閉めるために旅をすることになる少女の姿を描いたアニメーション作品です。
九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、「扉」を探しているという青年、宗像草太に出会います。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉へと手を伸ばします。やがて、日本各地で扉が開き始めていきますが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすのだということを知り、鈴芽は災いの元となる扉を閉めるために旅立ちます。
日本の「震災」をテーマにした作品でテーマがかなり重かったのと、少しストーリー展開と登場人物の行動の部分で?なところが感じられましたが、全体的にはメッセージ性の高い作品に仕上がっていたかと思います。新海監督の真骨頂の後半の伏線回収はさすがでした。その絵のきれいさに反して、描く震災の恐ろしさとの対比がまたこの映画のすごさを物語っているように思います。とは言え個人的には、やはり「君の名は。」が頭一つ抜きに出ているかなと思いました。点数は90点。