教室長ブログ

■ 復習の質を上げる 【 MUGEN学院 穂積駅前本校】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。今日は「 復習の質を上げる 」というテーマで、私自身思うことを書きたいと思います。

皆さん、塾や学校で学んだことをきちんと復習していますか?それもちゃんと正しい方法で復習できていますか?こんな風に言われると、その返答に少し困ってしまう人もいるのではないかと思います。よく「僕は毎日ちゃんと復習しているよ。」と言っている子たちの復習内容を実際見てみたときに、やみくもにノートにだらだら練習を繰り返していたり、丁寧にペンなどを使って学習内容をノートに書き写すことに必死になっている姿を目にすることがあります。これは一見しっかり勉強しているかのように錯覚してしまいがちですが、実は大変非効率で、得点力を鍛えるための勉強とは決して言えない学習だと思われます。では得点力を鍛えていくには具体的にどうしていけばよいのでしょうか?学校の教員時代を含め、たくさんの子供たちの学習の様子を見てきた私なりにたどりついた、効果的な学習方法を紹介したいと思います。

ポイントは2点。ひとつめは「インプット」と「アウトプット」をしっかり意識した復習をするということです。

自主勉強で学校のワークをやろうとしているのですが、手が止まってしまって、時間ばかりかかってしまっている生徒をよく目にすることがあります。そもそも大事な部分を正しく理解できていないことが手が止まる一番の原因なので、多少回り道のように思われても、まずは一回きちんと内容を復習してから、ワークに取り掛かることが大切です。幸いうちの塾では授業の達人である代表の映像授業をいつでも視聴できますので、短時間でポイントを理解することができます。そのあとでワークに取り掛かれば、想像以上に簡単に解き進めることができます。学習を進めるうえでは、まずは映像授業やテキストを使ってきちんと学習内容を「インプット」し、そのあと問題集や赤シートなどですぐ「アウトプット」してみることが大切です。ちなみに「インプット」と「アウトプット」の黄金比は3:7で、「アウトプット」の方に多く時間を割いて学習すると勉強効率もより上がることが科学的に証明されています。また実際覚えたことを書きだしてみるという形でアウトプットしてみると、覚えたかどうかが一目瞭然になります。うちの塾の英語の個別授業の中でも、小まめに小テストを行い、インプット、アウトプットを交互にさせております。

二つ目のポイントは、「 時間をおいて復習する 」ことです。まずは人間は忘れる生き物だと認識しましょう。その上で、定期的に覚えたことを思い出し、適宜確認してみることが 復習の質 を上げる一番の鍵です。映像授業などを活用してしっかり覚えてから、まずは1週間ほど期間を空けてもう一度復習してみてください。そうすると、頭の中からいろいろと抜け落ちてしまう部分がでてくるかと思いますが、それらを必死に思い出そうとすること自体が、学力を育てることにつながっていきます。そうして復習してから、また2週間ほど時間を空けて復習してみる・・・その繰り返しによって記憶が「 短期記憶 」から「 長期記憶 」になり、思い出すための時間もその都度短くなっていきます。

せっかく学習するのだから、より効率的に学習していきたいものです。今あげた2つのことを意識して学習していくだけでもかなり 学習の質 が上がると思われますので、普段の学習の中もぜひ活かしてくださいね。