教室長ブログ

■ 11月 最新映画 レビュー① 【 瑞穂市の学習塾  MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。先週の日曜日も、中学生の定期テスト指導をしたあとに、レイトショーで 最新映画 を1本鑑賞しました。その映画というのが 「ゴジラ -1.0」です。

ゴジラ生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目の作品となります。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になった日本に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現します。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落としていきます。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていきます。

まずもってゴジラ生誕70周年という事に驚かされます。日本が生んだ怪獣ゴジラ、それが戦争が終わり何もかも失った日本に現れたことによる大きな混乱と、それに抗おうとする人々の姿を大変うまく描いていたと思います。NHKの朝の連続テレビ小説、らんまんで夫婦役を演じた神木隆之介さんと浜辺美波さんをはじめとした、たくさんの名優たちによって描かれていたヒューマンドラマも大変良かったです。現代を舞台にゴジラを描くと、近代兵器が多数登場してきたりと、自分的には少しだけ面白さに欠けてしまうように思われるのですが、戦争によって多くのものを失った日本人たちが、いかにゴジラと対峙していこうとしているかをリアルに描いていて、私はとても満足できました。今までの私が鑑賞したゴジラ作品の中でも1・2位に入るぐらいの作品だったと思います。ぜひ多くの人に鑑賞していただきたい良作です。点数は93点。