■ 12月 最新映画 レビュー② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】
こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日は中3生たちの学年末テスト対策指導をした後、例のごとくレイトショーで1本 最新映画 を鑑賞しました。昨日鑑賞したのは、塾生たちからのおすすめもあった 「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」です。
汐見夏衛さんのベストセラー小説を映画化し、戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の、切ない恋の行方を描いたラブストーリー映画です。
親にも学校にも不満を抱える高校生の百合は、進路をめぐって母親とケンカになり、家を飛び出して近所の防空壕跡で一夜を過ごします。翌朝、百合が目を覚ますと、そこは1945年6月の日本でした。通りがかりの青年・彰に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれた百合は、そこで女将のツルや勤労学生の千代、彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らと出会います。彰の誠実さや優しさにひかれていく百合でしたが、彼は特攻隊員で、間もなく命懸けで出撃する運命にありました。
原作未読での鑑賞でしたが、大変良い作品だと思いました。派手さはそれほどありませんが、戦時中の日本において、特攻で亡くなっていった日本兵たちの心の葛藤と、現代からタイムスリップしてきた百合の気持ちの対比がうまく描かれていたのではないかと思います。原作とは違う部分がいくつかあるようで、原作のファンの方はその部分がマイナスポイントになっているようですが、この作品はこの作品で、きちんと描きたかったものを描いていたのではないかと思います。点数は90点。