教室長ブログ

■ 6月 最新映画 レビュー ③ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。先週の日曜日も、レイトショーで1本 最新映画 を鑑賞しました。今回鑑賞した 最新映画 は、大泉洋さん主演の 「ディア・ファミリー」です。

世界で17万人の心臓の病に苦しむ人々の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマです。

1970年代、小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまいます。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自らの手で人工心臓を作ることを決意します。専門的な知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったのですが、宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをしながら何年も開発に奔走します。しかしそんな中、佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていました。

ただただ娘の命を助けてあげたいと願う強い親心、愛情、そしてそのまっすぐで一途な思いがまわりの人たちにも伝播していき、突き動かしていくところに大変感動しました。まだまだ医療分野においても発展途上だったこの時代において、素人が簡単には入り込めないような専門分野に飛び込んでいき、何度も何度も困難にぶち当たりながらも、決してあきらめることなくひたすら研究を続ける姿、そして自分の命を救おうと必死になっていてくれる親の姿を目の当たりにしながら、その思いが娘の中にも伝わっていき、父の願いがいつしか家族みんなの願いに変わっていくところを目の当たりにして、後半はずっと涙が止まりませんでした(途中コンタクトが片方外れてしまい大変焦りました)。私の中では断トツ今季一番の作品で、ぜひ多くの人たちに見ていただきたい素晴らしい作品だと思います。点数は文句なしで100点をつけたいと思います。