教室長ブログ

■ 岐阜県公立高校入試 入試内申の「欠席の記録」廃止へ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。岐阜県教育委員会は、家庭の事情などで学校を欠席せざるを得ない生徒たちに配慮していくため、来年度の 岐阜県公立高校入試 から内申書の「欠席の記録」の欄を廃止することを決めたことが公式発表されました。

岐阜県教育委員会によりますと、高校入試における調査書、内申書には、これまで学習の記録や学級活動への取り組み状況に加えて「欠席の記録」として、学年ごとの欠席日数やその理由が記載されておりました。入試の合否に関しましては、学力検査と調査書の評定で判断されていて、「欠席の記録」は合否には直接影響はしないものの、参考にはしていたということです。この「欠席の記録」について岐阜県教育委員会は、家族の介護などの家庭の事情や体調などで欠席せざるを得ない生徒が不利になることがないようにと、来年度の公立高校入試から廃止するとしました。これにより、体調不良などに加えて、不登校の生徒が無理をして登校するのを避けることにもつながるとしていて、「欠席日数をもって特定の志願者が不利益を被ることのないよう様式の変更を行うことにした」などとしました。文部科学省によりますと、公立高校の内申書での出欠に関する記録は、2023年度の入試の時点で東京や大阪など5都府県で廃止されているそうですが、東海3県の中では岐阜県が初めてだそうです。

岐阜県でも年々不登校生徒が増加していることが大きな課題となっておりましたので、こうした教育的配慮がなされていくことは、昨今の教区現場の状況を鑑みると大変良いことだと思いました。こうした動きは今後さらに全国に拡大していくものと思われます。今後の動きについても注視していきたいと思います。