■ 11月 最新映画 レビュー③ 【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校】
こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日は久しぶりの完全休養日でしたが、さらなるリフレッシュのため例のごとく、レイトショーで 最新映画 を1本鑑賞しました。昨日鑑賞したのは「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」です。
漫画家 水木しげるさんの生誕100周年記念作品で、2018〜20年に放送されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期をベースに、シリーズの原点である目玉おやじの過去と鬼太郎誕生にまつわる物語を描いた長編アニメーション作品です。
昭和31年、鬼太郎の父であるゲゲロウ(かつての目玉おやじ)は、行方不明の妻を捜して哭倉村(なくらむら)へやって来ます。その村は、日本の政財界を影で牛耳る龍賀一族が支配していました。血液銀行に勤める水木は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、そこでゲゲロウ(鬼太郎の父)と出会います。当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生します。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりでした。
鬼太郎の父母と鬼太郎誕生の謎が明らかになった作品でした。大変見ごたえはありましたし、まるで呪術廻戦の世界観を彷彿とさせる、一昔前のおどろおどろしい鬼太郎の世界観になっていて大変良かったです。犬神家の一族的な部分も随所に入っていて、実際の所、妖怪たちの恐ろしさよりは、人間の欲深さ、業の方が勝っていたかと思います。年齢制限がかかっているので、12歳以上でないと鑑賞できませんが、かつて鬼太郎と共に育ってきた我々大人世代にぜひ見ていただきたい良作だと思います。点数は91点。現代の目玉の親父の声が、かつて鬼太郎の声優もやっていた野沢雅子さんだったことも感慨深かったです。