■ 効果的な暗記方法(英単語編)【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】
こんにちは、MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。中学3年生は公立高校・国立高校入試、中学1・2年生や高校1・2年生は期末テストを控え、テスト対策で本当に毎日大忙しの日々を送っています。より良い結果を求めて一生懸命取り組もうとする生徒が日に日に多くなってきて、目の奥に真剣さがにじみ出ている生徒の表情を見ると、とても頼もしく感じます。そんな生徒た知の頑張りに精一杯答えていくためにも、一人ひとりに一層きめ細やかに指導していきたいと思います。
さて今日は、英単語の効果的な暗記方法についてお話ししたいと思います。私はもともと公立中学校・小学校で10年ほど英語の教諭として働いていました。その後塾講師となり、様々な生徒さんを相手にして行く中で、このように英単語を勉強すると、より効果的に英語を学習することができると思える方法がいくつか見えてきましたので、今日はそれを紹介します。
単語は英語の命です。単語を覚えることなしで、英語を正しく理解することはできません。覚えるために何度も書いて練習する人が多いかと思いますが、ただやみくもに練習していても、その効果は薄いです。まず2回なら2回、3回なら3回で覚えきるという意識が大切です。そしてきちんと覚えたかどうかを自分でその都度テストすることが大切です。ある程度練習をして覚えたと思ったら、左手で隠して一度書いてみます。正しく書けていれば次に進み、もし間違っているならば、再度つづりを確認して練習する、といった風に正しく覚えたかどうかを毎回確認するようにします。
練習するときに声を出しながら練習することも効果的です。以前からこの声を出すことの効果については生徒たちに伝えてきましたが、TVで脳科学で有名な茂木健一郎先生も『声を出さないよりも、出した方が4倍早く覚えることができる』とその効果を実証されていました。また『ドラゴン桜』の中でもその効果については紹介されています。声を出すことによって、自分が今書いている単語がどのように発音され、どんな意味をもっているのか、どうつづりと結びつくのか、自分自身に言い聞かせながら練習することで、ひとつひとつの単語に対する意識が高まります。単語のつづりのパターンも徐々に見えてきて、少ない回数でも、しっかりつづりを覚えきることができるようになります。単語を覚えるのが苦手という生徒は、ぜひ発音しながら練習することを実践してみてください。
また単語を覚えても、それぞれの単語が文の中のどの位置に置かれ、どのような働きをしているのかを理解しなければ、本当の意味で単語を理解したとは言えません。品詞ごとにその単語の使い方というのは異なります。適切な位置に当てはめることで正しい英文がつくれますし、読み取りの際にも、正しく読み進めることができるようになります。英文のパターンはたった5つしかありませんから、そのパターンを覚えてしまえば、英文理解はさほど難しいことではありません。単語を覚える際、品詞も一緒に覚えしまう、このひと手間を惜しまずかけていきましょう。
入試問題の長文問題も例年どんどん長くなってきて、それに対応するための単語量も、ゆとり世代の時と比べると、格段に多くなってきています。大変ですが、覚えた分だけ理解が深まります。短時間でより効果的に覚えていくために、上記のことをぜひ実践してみてください。