教室長ブログ

■ 4月 最新映画 レビュー①【MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。休校期間を利用して、昨日も 最新映画 を一本鑑賞しました。昨日鑑賞したのは「モンスターハンター」です。世界的に大ヒットしているカプコンのゲームを、『バイオハザード』シリーズなどを手掛けたポール・W・S・アンダーソン監督が実写映画化したもので、アンダーソン監督の妻ミラ・ジョヴォヴィッチを主演に迎え、モンスターが存在する異世界に迷い込んだ戦闘軍のサバイバルを描いています。

砂漠を偵察中のアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)率いるエリート部隊は、突如発生した巨大な砂嵐に巻き込まれてしまいます。突風と激しい稲光の中で気を失ったアルテミスが意識を取り戻すと、そこは世界の裏側にある異世界で、モンスターたちが暴れまわる世界でした。公開前から鑑賞するのを大変楽しみにしていた作品でしたが、映画レビューでの評価が思いのほか低く、正直観賞するかどうか直前まで迷いましたが、思い切って鑑賞しました。なるほど迫力ある戦闘シーンやその世界観はさすがといった感じでした。しかし如何せんストーリー内容が薄っぺらく、場面転換があまりに急で唐突感が否めませんでした。また現実世界から迷い込んだアルテミスと異世界の人たちとのコミュニケーションが十分に取れないために、話がいまいち伝わらず、観ている私たちにその内容が入ってこなかったのが大変残念でした。また後半のストーリー展開も、いくつか肝心な場面描写が抜け落ちているように思えて、最後の最後まで作品の中に入り込むことができませんでした。モンスターハンターをやりこんでいたわけではない自分だからこんな感想を持ったのかと思っていましたが、モンスターハンターファンの間でもその反応は微妙でした。ミラ・ジョヴォヴィッチの対人アクションを楽しむなら鑑賞可ですが(正直前半のハンターとの戦闘シーンが長すぎで、肝心のモンスターの戦闘シーン、特に後半の戦闘シーンの描写が雑だったと思います)、私自身は鑑賞後がっかり感が否めませんでした。点数は68点。

映画好きの自分としては、自分の感想に嘘はつけないので、今回少し厳しめのレビューとなってしまいましたが、続編を制作する予定みたいなので、次回作はせめてもう少しゲームファンたちを大事にした作品を作ってほしいと思いました。やはりアニメやゲームの実写映画化は難しいのかなと改めて思いました。