■ 4月 新作映画 レビュー⑤【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】
こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。休校日の本日もレイトショーで1本 新作映画 を鑑賞しました。今日鑑賞したのは「るろうに剣心 最終章 The Final」です。和月伸宏先生の大人気コミックを原作にしたアクションシリーズの最終章である2部作の第1弾で「人誅編」を描いております。志々雄真実との死闘後、穏やかに暮らしていた緋村剣心たちに忍び寄る敵と、剣心の秘められた過去が明らかになります。
「人斬り抜刀斎」の異名で知られていた緋村剣心(佐藤健)は、日本転覆を企てた志々雄真実と死闘を繰り広げた後、神谷道場でのどかに生活していました。あるとき、東京の中心部を何者かが連続して攻撃し、剣心と仲間たちにも危険が及びます。その事件は、剣心の過去と頬に刻まれた十字傷の謎に関わっていました。原作の大ファンで過去作もすべて映画館で観賞しておりました。映画を観ての感想は、大変アクションシーンが充実していて、佐藤健さんファンなら大満足の作品になっているかと思います。見ごたえのある素晴らしい作品なのですが、るろ剣のファンゆえに作品愛が強いのであえて苦言を言わせてもらうと、今回はストーリーがあまりにはしょりすぎでした。次回作のThe Beginningの中で巴さんとの話をまとめているのはわかるのですが、今作の中で仲間に話した十字傷の謎エピソード(回想)だけでは、原作を知らない人たちは話についていけず、共感できる部分が少なくなってしまうと思います。また伊勢谷友介さんの不祥事の影響で、途中四乃森蒼紫がかなり雑に戦線離脱し、代わりに天剣の宗次郎を登場させたところは、「うーんなぜここで宗次郎?でもこれはしょうがないのか。」とやきもきしました。アクションは素晴らしいのですが、話の展開的にとても残念です。メインキャラクター以外の扱いの雑さは今までの作品同様で、もう少し一人ひとり丁寧に描いてほしかった感があります。キャラクターイメージは崩していないのですが、それぞれのエピソードに関しては、できる限りオリジナル通りに映画の中に反映させてほしかったです。今回だけで人誅編すべてを映画サイズにまとめようとするのは、土台無理があったのかなというのが正直な感想です。映画サイズとしては2時間半なのでかなり長めにはなっておりますが、もう少しうまくまとめられなかったのかなというのが私の意見です。The Beginningの方を先に出した方が、もう少しきれいに話をまとめられたのではないかと思いました。いろいろと思うところ、つっこみどころはありますが、点数としては87点としておきます。ゴールデンウィークにたくさん映画を楽しもうと思っておりましたが、今回の緊急事態宣言の影響もあるのか、観たい新作作品が激減しまっているので、少し悲しいところです(新作作品を大半を鑑賞してしまっているので、正直見たいと思っている作品は1本だけです・・・)撮りだめしてある映画作品やDVDを休みにゆっくり鑑賞をしようかと思っております。