教室長ブログ

■ 1月 最新映画 レビュー③【 瑞穂市 MUGEN学院 穂積駅前教室 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。この間の日曜日も中3生たちの指導を終えてから、レイトショーで1本 最新映画 を鑑賞しました。鑑賞したのは「Coda コーダ あいのうた」です。耳の不自由な家族の中で唯一耳が聞こえる少女が。歌の才能を認められたことをきっかけに、夢と現実のはざまで葛藤するドラマです。

とある海辺の町に住んでいる、耳の不自由な家族の中で唯一耳が聞こえる女子高生のルビー(エミリア・ジョーンズ)は、幼少期からさまざまな場面で家族のコミュニケーションを手助けし、家業の漁業も毎日手伝っていました。新学期、彼女はひそかに憧れる同級生のマイルズと同じ合唱クラブに入り、顧問の教師から歌の才能を見いだされます。名門音楽大学の受験を勧められるルビーでしたが、彼女の歌声が聞こえない両親から反対されてしまいます。ルビーは夢を追うよりも家族を支えることを決めますが、あるとき父が思いがけず娘の才能に気付きます。「エール!」という 映画 作品のリメイク作品ということでしたが、その映画をまだ鑑賞したことがなかったので、大変新鮮にこの作品を鑑賞することができました。通常健聴者の中の聴覚障がい者が描かれている作品が多い中、ろうあ者の家族の中で唯一の健聴者であるルビーが、マジョリティの中のマイノリティという視点で描かれていたのがとても斬新でした。家族思いの彼女が夢と現実に揺れ動く姿と、家族の愛もしっかり描かれていて、とても心温まる作品でした。耳が不自由な人が置かれた世界を感じ取ることができるシーンがあったのもとても印象的でした。多くの人に観ていただきたい良作だと思います。点数は90点。

今週末から私立受験もスタートし、いよいよ受験本番となりますが、受験生たちの力に少しでもなれるように、しっかりと指導していきたいと思います。