木村先生の最新映画レビュー

■ 11月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。連日テスト対策で大忙しの毎日を過ごしておりましたが、昨日は少しゆっくり過ごすことができ、夜はいつものごとくレイトショーで、1本 最新映画 を鑑賞しました。昨日鑑賞した 最新映画 は、「進撃の巨人 THE LAST ATTACK」です。

大人気テレビアニメ「進撃の巨人」の完結編を再構築した劇場版で、2023年にテレビ放送された「進撃の巨人 The Final Season 完結編」の本編を145分の劇場版に再構築した作品です。

次々に襲い来る謎の巨人たちの脅威にさらされた人類が巨大な壁を築いて生きる世界を舞台に、少年エレン・イェーガーが巨人をこの世から駆逐するために繰り広げる壮絶なる戦いの日々を描いた作品です。巨人と戦う調査兵団の一員となり、命懸けの戦いを続ける中で自らも巨人となる能力を得たエレンは、人類の勝利に貢献しながらも少しずつ世界の真実へと近づいていきます。やがて時は流れ、壁の外へと出て真実を知ったエレンは、調査兵団の仲間たちと袂を分かちます。そして、無数の巨人を率いて、この世界の生きとし生ける者すべてを踏み潰していくという「地鳴らし」という恐ろしい計画を実行していきます。ミカサやアルミンら残された者たちは、世界を滅ぼそうとするエレンを止めるべく、最後の戦いに挑みます。

テレビシリーズは見ていたのでラストもわかってはいましたが、やはり進撃の巨人の最期の締めくくりは映画館の大画面でないとと思い、今回の鑑賞に至りました。レイトショーという時間帯にもかかわらず、大変多くの人たちが鑑賞していましたので、みんな思いは一緒なんだなと思いました。大変映像も美しく、迫力もあって、最後までしっかり楽しめました。テレビ版のラストに加えて、エンドロール後にプラスアルファの映像も収められていますので、そこも含めて多くの人たちに映画館の大画面でぜひとも鑑賞してもらいたい作品です。点数は95点。

■ 10月 最新映画 レビュー② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。この間の日曜日に、また  最新映画  を1本鑑賞してまいりました。今回鑑賞した  最新映画  は、踊る大捜査線シリーズの「室井慎次 敗れざる者」 です。

1997年に放送開始され映画版も大ヒットを記録したあの大人気テレビドラマ「踊る大捜査線」シリーズで、柳葉敏郎さんが演じる人気キャラクター、室井慎次を主人公に描く映画2部作の前編作品です。

これまで現場の捜査員のために戦い続け、警察の組織改革に挑み続けた室井慎次(柳葉敏郎)でしたが、27年前に青島(織田裕二)と交わした約束を果たせなかったことを悔やむ彼は、警察を辞めて故郷・秋田へと帰り、事件の被害者家族・加害者家族を少しでも支援したいという思いから、被害家族の子供たちを引き取り里親となって穏やかに暮らしていました。そんなある日、室井の前に謎の少女が現れます。彼女の来訪とともに他殺と思われる死体が見つかり、室井はその第一発見者となってしまいます。その少女・日向杏(福本莉子)は、かつて湾岸署が逮捕した猟奇殺人犯・日向真奈美(小泉今日子)の娘でした。

2部作の前半ということで、今作では本当に長い長いプロローグを見たという感じでした。警察を去った室井さんがどういう思いで今の生活に落ち着いたかを丁寧に描いていたかと思います。多分これから物語の後半部分に進み、急激に話が動いていくと思われますので、ある意味伏線・緩急をつけていたのかもしれませんが、ストーリー的には少し盛り上がりに欠けていたかなというのが正直な感想です。とは言え久しぶりに見る踊る大捜査線シリーズは、やはり懐かしさがいっぱいで、最後まで楽しめました。今から後半が楽しみです。点数は84点。

■ 9月 最新映画 レビュー ④ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅本校の木村です。昨日の日曜日も、レイトショーで1本 最新映画 を鑑賞しました。今回鑑賞した 最新映画 は 「あの人が消えた」です。

配達員の青年・丸子(高橋文哉)は、「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションに毎日のように出入りするうちに、怪しげな住人の秘密を知ってしまいます。小説家を目指す職場の先輩・荒川(田中圭)にも相談し、荒川の意見を仰ぎながら住人の正体を探ろうとしていた丸子でしたが、いつしか2人は思いがけない大事件に巻き込まれていきます。

ミステリーものなのでもちろん何の前情報なく鑑賞しましたが、ミステリー、コメディー、ミスリード等がふんだんにちりばめられた作品だったと思います。少し主人公の行動・心情についていけない部分が多々見受けられたのが残念でしたが、いい意味でも悪い意味でも自分の想像の斜め上を行く展開は楽しめたかと思います。私好みの作品というわけではありませんでしたが、秋の夜長にミステリーを楽しみたい方は是非観賞してみてください。点数は82点。それにしてもヒロインの北香那さんは、女優の武井咲さんと雰囲気がよく似ていました。興味がある方はぜひ映画を鑑賞して確認してみてください(笑)

■ 9月 最新映画 レビュー③ 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。先週の日曜日も、例によってレイトショーで 最新映画 を1本鑑賞しましたので、今日はそのレビューを書きたいと思います。今回紹介するのは、「ブルーピリオド」です。

マンガ大賞2020を受賞した、山口つばさ先生による人気漫画を実写映画化した作品で、原作はあのYOASOBIさんの「群青」のモデルとなった作品です。空虚な毎日を送っていた男子高校生が、情熱だけを武器に美術の世界に本気で挑む姿を描いた青春ドラマです。

高校生の矢口八虎(眞栄田郷敦)は成績優秀で周囲からの人望も厚いのですが、ただただ周囲の空気を読んで生きる毎日に物足りなさを感じていました。そんな中、苦手な美術の授業で「私の好きな風景」という課題を出された彼は、悩んだ末に一番好きな「明け方の青い渋谷」を描き、絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたような気がした八虎は、だんだんと美術に興味を抱くようになります。またたく間に芸術の世界のめりこんでいった八虎は、高校卒業後の進路として、国内最難関の東京芸術大学への受験を決意します。

このブログを書きながら、YOASOBIさんの「群青」を聴いていますが、本当に歌詞のままの世界観でした。ただただ周りに合わせて生きていた八虎が、絵を描く中で嘘偽りのない自分自身の本心を見つけ、好きなものに全身全霊で向かおうとする姿、自分の絵を突き詰めていこうとする心の様に大変感銘を受けました。家庭状況から国立大学への進学が決められていた彼が、東京大学合格よりも難しい東京芸術大学合格に向けてひたむきに頑張る姿を、ぜひ多くの人に見ていただきたいなと思いました。点数は92点。 

PS ユカちゃん(鮎川龍二)を演じた高橋文哉さんの熱演も、この作品の素晴らしいアクセントだったと思います。

■ 9月 最新映画 レビュー ② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。今日は先々週の日曜日に鑑賞した 最新映画 のレビューを書きたいと思います。今回鑑賞した 最新映画 は、「ラストマイル」です。

TBSドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の監督である塚原あゆ子さんと脚本家の野木亜紀子さんが再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画作品です。

流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデーの前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがてそれは日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していきます。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナ(満島ひかり)は、チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)とともに事態の収拾にあたります。

現在の流通業、配送業界の闇の部分に焦点を当てた、とても興味深い作品だったと思います。作品に登場してくる企業はもちろん架空のものですが、たぶんあの企業のことかなと頭の中で置き換えながら観てしまいました。映画の中身に関しましてはあまり触れないようにしたいと思いますが、いつもついついポチポチとネットショッピングをしてしまう私なので、それによって配送業者の方に多大な負担を強いていることになっているのだということを改めて認識させられました。当然再配達してもらうことも極力避けなければいけないなと作品を通じて強く思いました。

この作品では「アンナチュラル」と「MIU404」と同じ世界線での出来事として描かれているため、ドラマのキャラクターたちも登場する斬新さもありましたが、あくまで脇役程度という風にとらえていただいた方がよいかもしれません。ぜひ多くの人たちに見てもらいたい社会派映画です。点数は89点。

■ 9月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。定期的に 最新映画 は鑑賞していたのですが、まだレビューを書けていませんでしたので、今日はその映画のレビューを書きたいと思います。今回紹介する 最新映画 は、「フォールガイ」です。

1980年代に放送されていたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!! フォール・ガイ」を映画としてリメイクし、危険な陰謀に巻き込まれてしまったスタントマンの戦いを、自身もスタントマン出身のリーチ監督が描いたアクション映画です。

撮影中大怪我を負い一線から退いていたスタントマンのコルトは、復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、監督を務める元恋人ジョディと再会を果たします。そんな中、長年にわたりコルトがスタントダブルを請け負ってきた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪するという事態に陥ります。ジョディとの復縁と一流スタントマンとしてのキャリア復活を狙うコルトはトムの行方を追いますが、思わぬ事件へと巻き込まれてしまいます。

アクションシーン満載の作品で、最後までしっかり楽しめました。CG技術が発達した昨今ではあるものの、やはり彼らのようなスタントマンたちが体を張って映画作りに参加してくれているおかげで、素晴らしい映画作品が世に生み出されているのだということを、鑑賞して改めて思いました。映画館の大スクリーンで是非観賞してもらいたい良作です。点数は88点。

■ 8月 最新映画 レビュー ② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。多忙な毎日であまりブログがアップできていませんでしたが、例のごとく週末は映画観賞をしておりましたので、今日はまだお伝えできていなかった 最新映画 のレビューを書きたいと思います。今回紹介する 最新映画 は、「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」です。

大人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第4弾で、ヒーローvsヴィランの最終決戦直前に起きた世界を揺るがす大事件を描いています。

オール・フォー・ワンとの死闘を制したオールマイトは、「次は、君だ」という言葉を残してナンバーワンヒーローの座を退き、その意志は出久たち雄英高校ヒーロー科の生徒たちに受け継がれました。出久たちが雄英高校2年目の春、ヒーローとヴィランの全面戦争が勃発し、出久は恐るべき力を得た死柄木弔と激闘を繰り広げます。死柄木の撤退により戦いは一旦の終結を迎えたものの、日本各地の刑務所から脱獄したヴィランたちによって社会はどんどん荒廃していきます。そんな中、突如として謎の巨大要塞が現れ、街や人々を飲み込んでしまいます。そして出久たちの前に、見た目はオールマイトにそっくりですが真逆の信念を持つ敵・ダークマイトが立ちはだかります。

最終決戦の直前に入れ込める内容ではなかったなあというのが、私の正直な感想です。アクションシーンはさすがの迫力でしたが、あの最終決戦直前の1週間の間にこれだけのことが収まるのかと思うと、映画のためだけに作られた作品感が否めませんでした。とはいえ夏休みに多くの方に見ていただきたい作品ではあります。点数は82点。

■ 8月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。先週の日曜日も例のごとく、 最新映画 を1本鑑賞しました。今回鑑賞した 最新映画 は、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」です。

AIで復活した偉人たちによる最強ヒーロー内閣の活躍を描いたコメディ映画です。

コロナ禍の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、総理大臣が急死してしまいました。かつてない危機に直面した日本政府は、最後の手段として歴史上の偉人たちをAIホログラムで復活させて最強の内閣をつくることになります。窮地を脱するため、総理大臣の徳川家康を筆頭に、織田信長や豊臣秀吉といった偉人たちが集結した夢のような内閣が誕生します。その圧倒的なカリスマ性と実行力に日本中が熱狂する中、アナウンサー志望の新人テレビ局員・西村理沙はスクープを狙い、政府のスポークスマンを務める坂本龍馬に接近していきます。

力のある役者さんを多く起用していたのでそれなりに見ごたえはありましたが、後半は少し説教臭かったかなと正直思いました。とはいえ、現在の腐敗し私欲に走る、政治家もどきの政治屋どもを一刀両断して日本を立て直していくためには、これぐらい思い切った起用をしないといけないのかなと、映画を鑑賞していて思いました。点数は82点。

■ 7月 最新映画 レビュー ② 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。多忙でアップするのが遅くなってしまいましたが、先週の日曜日も例のごとく、 最新映画 を1本鑑賞しました。公開前から大変楽しみにしていたその 最新映画 は、今話題の 「キングダム 大将軍の帰還」です。

原泰久先生の人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第4作で、一応今作がシリーズ最終章になります。

時は春秋戦国時代の中国、馬陽の戦いで、隣国・趙の敵将を討ち取った秦国の飛信隊の信たちの前に、趙軍の真の総大将・龐煖が突如現れます。自らを武神と名乗る龐煖の急襲により部隊が壊滅的な痛手をうける中、飛信隊の仲間たちは致命傷を負った信を背負って、決死の脱出劇を試みます。一方、その戦局を見守っていた総大将・王騎は、龐煖の背後に趙のもう一人の怪物、天才軍師の李牧の存在を感じ取っていました。

最初から最後まで終始ハラハラしながら楽しめた作品でした。今回は特に王騎将軍にスポットが当たった作品でしたが、端々に至るまでのすべてのアクションシーンのカッコよさは本当に秀逸でした。大沢たかおさんの単独インタビューを映画鑑賞後に拝見しましたが、大変なこだわりを持っての作品だったことを知り、さらにこの作品の素晴らしさが増した気がしました。ぜひ映画館の大スクリーンで多くの人に見ていただきたい作品です。点数は98点。

■ 7月 最新映画 レビュー ① 【 瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。この間の日曜日もレイトショーで1本 最新映画 を鑑賞しました。今回鑑賞した 最新映画 は、杉咲花さん主演の「朽ちないサクラ」です。

「孤狼の血」シリーズの柚月裕子先生による警察ミステリー小説を、杉咲花さん主演で映画化したサスペンスミステリー作品です。たび重なるストーカー被害を受けていた愛知県平井市在住の女子大生が、神社の長男に殺害されてしまいました。その女子大生からの被害届の受理を先延ばしにしていた警察が、その間慰安旅行に行っていたことが地元新聞のスクープ記事で明らかとなり、その不祥事がマスコミの格好の材料となってしまいます。県警広報広聴課の森口泉(杉咲花)は、世間話の中で慰安旅行の件についてふと口を滑らせてしまった相手、親友で新聞記者の津村千佳が約束を破って記事にしてしまったのではないかと疑いますが、自らの身の潔白を証明しようとした千佳が、今度は一週間後に変死体で発見され帰らぬ人となってしまいます。後悔の念に突き動かされた泉は、自身は捜査する立場にないにもかかわらず、千佳を殺した犯人を自らの手で捕まえることを誓い動き始めます。

鑑賞し終わって、何とも言えないもやもや感に包まれたというのが今回の映画の率直な感想です。当然ネタバレは避けますが、実際の凶悪事件を連想させるようないくつかの事件と、その裏に潜んでいたある組織の存在、主人公とともに犯人によって周到に用意されたミスリードをたどらされた結果、最後に行きついた最悪の真実、映画最後の泉の決意に少しだけ光が見えるのですが、その問題の根本を解決するには至らないだろうと思われました。点数は84点。