木村先生の最新映画レビュー

■ おすすめ映画 コレクション⑦【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。昨日は結構時間をかけて おすすめ映画 を1作品(正確には2本分)を鑑賞しました。それは「3月のライオン(前編・後編)」です。若きプロ棋士の成長を見つめた羽海野チカのベストセラー漫画を実写化した2部作で、家族を亡くして孤独に生きてきた17歳のプロ棋士桐山零(神木隆之介)が、ある3姉妹と心を通わせながら厳しい将棋の世界を突き進む姿を描いています。そして次々と待ち受ける試練を乗り越えながら獅子王戦に挑む中で、その中で闘いしか知らなかった自分自身を見つめ直して前に進もうとする姿や心を繊細に描いています。

時間的に余裕があったので、前編140分、後編139分を、お風呂休憩を挟んで一気に鑑賞しました(笑)。将棋の世界に生きる桐山零、そしてその周囲の人々との様々な出来事を通じての心の交流、葛藤をしっかり描いた良作だと思います。何よりこの映画の世界観・映像の美しさが個人的に好きなので、4時間30分余りしっかり映画を満喫できました。新緑の美しさも伝わる映画なので、今の時期に観るのに最適だと思います。点数は95点。

ジャンル的にヒューマンストーリーの鑑賞が続いているので、次は少しジャンルを変えて、アクション映画でも楽しもうかと思っております。また次回をご期待ください。

■ おすすめ映画 コレクション⑥【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。連休中は1日1映画と思い、昨晩も1本自分の好きな作品を鑑賞しました。昨日鑑賞した おすすめ映画 は「フォレスト・ガンプ/一期一会」です。

少し知的障害を抱えていますが、誰にも負けない俊足と清らかな心をもった男フォレスト・ガンプの数奇な人生を、アメリカ現代史と重ねて描き出していくヒューマンドラマです。知能指数は人よりも劣っていましたが、母親に普通の子どもと同じように育てられたフォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)は、小学校で優しく美しい少女ジェニーと運命的な出会いを果たします。俊足を買われてアメフト選手として入学した大学ではスター選手として活躍、卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、除隊後はエビ漁を始めて大成功を収めます。しかし、幼い頃から思い続けているジェニーとは再会と別れを繰り返していきます。

愚直なまでに自分の愛する人々を信じ続けるフォレストのまっすぐな生き方・優しさに、私は大変感銘を受けました。人に信じることの素晴らしさを伝えてくれる映画で、それを観ている人の心もまた純粋にしてくれるそんな素敵な映画でした。映画の中での「人生はチョコレートの箱、開けてみるまでわからない」という彼の言葉と、この映画を象徴するように空に漂う一枚の羽根もまた大変印象的でした。点数は98点。

良い映画を観ると、心が洗われたようなそんな気になります。今後もそんな素晴らしい映画をこのブログの中で紹介していけたらと思っています。

■ おすすめ映画 コレクション⑤【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。昨晩も1本、今まで鑑賞してきた映画の中で印象が強かった おすすめ映画 作品をDVDで観賞しました。その映画というのが「ザ・ダイバー」です。アメリカ海軍で、黒人として初めて“マイスター・ダイバー”となった実在のダイバーの栄光までの苦難の道のりを、アカデミー俳優の競演で映画化した作品です。貧しい小作農民の子として生まれたアフリカ系アメリカ人のカール・ブラシア(キューバ・グッディングJr)は、夢を抱いて海軍に入隊します。しかしそんな彼を待ち受けていたのは、黒人はコックか雑用係という当時のアメリカの厳しい人種差別の現実でした。しかし彼の泳ぎの素晴らしい才能を見てとったプルマン大佐から甲板兵に取り立てられ、ある事件をきっかけに、彼はダイバーになることを決意し、海軍ダイバーの養成所に入所していきます。そしてそこで、当時のアメリカにおいて、黒人がダイバーになるということに対する分厚い壁を、教官のビリー・サンデー(ロバート・デ・ニーロ)にいやというほど思い知らされます。

この映画をまったく事前情報もなく映画館で観賞したとき、上映後に思わず号泣してしまいました。それぐらいにメッセージ性の強い作品だったと思います。彼に降りかかる様々な人種差別・いじめ・困難。それらに決してめげることなく、自分の信念を貫き通す彼の姿には大変感銘を受けました。邦題は「ザ・ダイバー」なのですが、表題が‘MEN OF HONOR’となっている意味も、最後まで作品を見ていると大変良く理解できました。 ぜひぜひ多くの人に見てもらいたい素晴らしい映画作品の一つです。私の点数は文句なく100点です。

今晩も多分1本映画を鑑賞すると思いますので、またその映画について、このブログの中で紹介していきたいと思います。

■ おすすめ映画 コレクション④【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。昨晩、以前映画館で観賞した おすすめ映画 「坂道のアポロン」を家でDVD鑑賞しました。とても大好きな作品なので、今回はこの「坂道のアポロン」を紹介したいと思います。

2012年にテレビアニメ版も放映された、小玉ユキさんのコミックを原作にした青春ドラマで、長崎県佐世保市へと引っ越してきた高校生の友情、恋、ジャズとの出会いを描いた作品です。

親戚が住む長崎県佐世保市のとある町へと越してきた高校1年生の西見薫(知念侑李)は、周囲に心を開かずにいたが、ひょんなことから同級生で町のレコード屋の娘・迎律子(小松菜奈)と、素行の悪さで有名な川渕千太郎(中川大志)と出会います。律子に淡い恋心を抱き、千太郎と固い絆を育む薫は、充実した日々を過ごす中、千太郎を通じてジャズと出会い、その魅力に徐々に取りつかれていきます。

青春時代ど真ん中の彼らの人間模様、心の動きがとてもうまく描かれていて、ジャズを通じて心を開き、お互いに心を通わせ合っていく部分も、とてもうまく映画の中で描かれていたと思います。やはり山場の体育館のシーンは一番鳥肌が立つ良い場面でした。観終わったあともスカッと爽やかさが残る、本当に良い作品だと思います。点数は94点。

時間に余裕があるので、また今晩も別の作品を鑑賞する予定です。その映画についても、また次回お伝えしていきたいと思います。お楽しみに!

■ おすすめ映画 コレクション③【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。新型コロナウイルスの影響で、今年は花見ができなかった人も多かったかと思いますが、映画の中での桜の花がとても印象的だった おすすめ映画 があったので、今回はその映画を紹介したいと思います。その映画とは私の地元大垣が作品の中で描かれている「聲の形」です。

元ガキ大将の主人公と、聴覚障害があるヒロインとの切ない青春を描いた、少年マガジンに連載されていた大今良時先生の作品を基に、『けいおん』シリーズなどの山田尚子監督が手掛け、あの京都アニメーションで作成されたアニメーション作品です。主人公の少年が転校生の少女とのある出来事を機に孤立していく小学生時代、そして高校生になった彼らの再会を描いています。

障がい、いじめ、恋愛、自殺、人間関係と、人生の中にある様々な問題・悩みに対してどう向き合っていくか、必死にもがき苦しみながら答えを求め成長していく登場人物たちの姿を描いた作品です。顔の演出もなかなか斬新で、その時々の主人公の思いや感情を端的に表したものになっていました。誰もがそれぞれ良くない所もありますが、それをお互いに許し合って、助け合って生きていく、そのことの大切さを思い返させる作品でした。地元大垣が描かれていることも加味して、100点をつけたい素晴らしい作品です。

ゴールデンウィークで休校期間に入りますので、家でまたいろいろと映画鑑賞をして、このブログの中で良い作品をどんどん紹介したいと思います。

■ おすすめ映画 コレクション②【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。世の中新型コロナの話題でいっぱいなので、気分を変えるために、家で映画を2本鑑賞しました。一本は以前このブログの中で映画紹介をした星野源さん、高畑充希さんが出演している「引っ越し大名」、もう一本は、私の大好きな俳優さんであるロビン・ウィリアムさん主演の「パッチ・アダムス」です。今回は  おすすめ映画  として、「パッチ・アダムス」を紹介したいと思います。

ロビン・ウィリアムズさんが、実在の医師に扮した感動ドラマで、「ユーモアによる治療が重要」という説を実践し、医学界の常識を覆した医学生パッチ・アダムスの半生を描いた作品です。自殺未遂の果て、自らの意志で精神科に入院したアダムスは、そこで自分の進むべき道を見つけ、医学の道を志します。2年後、ヴァージニア大学の医学部に入学したアダムスは、大学のルールに背いては、患者を彼のユーモアで楽しませようとします。冷ややかな視線を向ける学部長や同僚を後目に、やがて彼は恋人カリンとともに、夢に見ていた無料治療院を開設していきます。

「笑い」や「ユーモア」が患者の生きる力を強くすることを、全身で実践しようとするアダムスの生き方に、私はとても共感できました。患者と一生懸命に寄り添い、患者の苦しみをユーモアで包み込もうとする彼の生き方はとても素晴らしいと私は思いました。実際笑うことで、体の中にナチュラルキラー細胞が生成されるということが言われています。今こんな世の中の状態だからこそ、「笑顔」を大事にしたいと思わせてくれる、そんな素敵な作品です。点数は90点。

来週からゴールデンウィークで水曜日から当塾も休校となりますが、なかなか外に出歩けない状況下、せっかくゆっくりできる時間があるのですから、またいろいろと映画鑑賞を楽しみたいと思っております。

■ おすすめ映画コレクション①【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。最近は新型コロナウイルスの話ばかりで映画の紹介ができていませんでしたので、今日は久しぶりに家でDVD鑑賞した おすすめ映画 の紹介をしたいと思います。今日紹介する映画は、トム・ハンクスさん主演の「グリーンマイル」です。2000年に日本でも公開された映画で、以前からずっと観たいと思っていた映画だったのですが、上映時間が3時間ということで、時間がしっかりあるときに鑑賞しようと思って、今までずっと温めてきた作品でした。「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン監督とスティーブン・キング脚本で描かれた感動作で、アメリカ南部の死刑囚舎房を舞台に、不思議な力を持つ死刑囚と看守たちとの心の交流を描いた作品です。1935年、死刑囚舎房で看守を務めていたポール(トム・ハンクス)のもとに、不思議な力を持った、体の大きな黒人の死刑囚ジョン・コーフィー(マイケル・クラーク・ダンカン)が送られてきます。彼との交流を深めていった看守たちは、やがて彼の罪を疑問視するようになっていきます。

ぜひ皆さんにもこの作品を鑑賞していただきたいので、作品の詳細についてここですべては書きませんが、人間の生死に対して、死刑制度に対して、そして社会の中に潜む様々な不条理に対していろいろと考えさせられ、鑑賞後も映画の余韻がしっかり残るそんな良作でした。刑務所内での話で、少し目をそむけたくなるような残忍なシーンがあるので、そういう系統の映画が苦手な人には強くお勧めすることはできませんが、メッセージ性の非常に高いオススメ作品だと思います。私自身は90点をつけたいと思います。

コロナウイルスの影響で、外出もままならないそんな状況下ですが、映画鑑賞はそんな塞ぎがちな気持ちを和らげてくれる「一服の清涼剤」だと私は思っています。鑑賞してみて「良い作品だな」と思った映画作品や、今まで観てきた作品の中で、ぜひ皆さんにおすすめしたい映画作品の紹介を、今後もこのブログの中にアップしていきたいと思いますので、次回のおすすめ映画コレクションもどうぞご期待ください。

■ 3月のおすすめ映画③【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。新型コロナウイルスの影響もあり、休校期間に特別遠出はしていませんが、適度に気分転換をして楽しんでおります。15日(日)も映画鑑賞をしてリフレッシュしておりました。映画館で卒塾生の川端君とも顔を合わせて、少し話もできました。今回鑑賞した映画は、日本アカデミー賞を獲得した「新聞記者」です。本当は公開期間内に観る予定をしていた映画だったのですが、上映期間中はタイミングが合わず、アンコール上映がされているこのタイミングでの初観賞となりました。東京新聞記者・望月衣塑子の著書を原案にしたサスペンスドラマで、国家の闇を追う記者と若手エリート官僚が、それぞれの正義を貫こうとする話です。東都新聞の記者・吉岡(シム・ウンギョン)は、大学新設計画にまつわる極秘情報の匿名FAXを受け取り、調査を始めます。日本人の父と韓国人の母を持ち、アメリカで育った吉岡は、特別な感情を抱きながら日本の新聞社に在職していました。一方内閣情報調査室官僚の杉原(松坂桃李)は、国民にのために力を尽くすという信念とは真逆の任務の間で葛藤するなか、ストーリーが展開していきます。

政権を維持するために、国家の力で力づくに事実を捻じ曲げて、嘘を真実にしてしまう、また誰かに責任を全部擦り付けて責任転嫁し、事実そのものをなかったことにしてしまう、そしてそれに対して反対意見をしようとものなら、圧力で屈させる、そんな現代社会の闇を描いた作品でした。現政権がそこまでしているかは不確かですが、これに近いことは闇で行われているような気がします。権力に忖度している人たちの手で事実が大きくゆがめられていることに対する警鐘をこの映画は鳴らしてくれていると思いました。いろいろ映画作品がある中でこの作品が日本アカデミー賞に輝いたのには、国民が抱える鬱積した感情が後押しをしたのではないかと思っております。正直半地下家族よりも私には伝わるものが大きかったです。作品に対していろいろ意見はあると思いますが、私は100点をつけたいと思います。モレラでもまだアンコール上映されておりますので、関心のある方はぜひ鑑賞ください。

■ 3月のおすすめ映画②【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。3月14日(土)の夜に、いつもの気分転換で映画鑑賞をしました。今回観た映画は「Fukushima 50」です。本当は3月11日東日本大震災の日に鑑賞しようと思っていましたが、所用が重なり14日(土)の鑑賞になりました。あの東日本大震災での福島第一原子力発電所事故をテーマに、多くの関係者への取材をもとにして書かれた、門田隆将さんのノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を実写映画化したものです。日本中を、世界中を震撼させた東日本大震災による福島第一原子力発電所事故発生以降も現場に残り、日本の危機を必死で救おうとした作業員たちの姿を描いた作品です。

2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0の地震が発生し、それに伴う巨大な津波が福島第一原子力発電所を襲います。全ての電源が喪失してしまい、原子炉内の冷却ができなくなりメルトダウンの危機が刻々と迫る中、現場の指揮を執る所長の吉田昌郎(渡辺謙)や、福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫(佐藤浩市)をはじめとする、発電所内にとどまった約50名の作業員たちが、混乱下の中で自分たちの家族や故郷を守るために、未曽有の大事故に立ち向かう様子を生々しく描いています。

映画を観て、改めて東日本大震災のことについていろいろと考えさせられました。このような人知や予想を大きく上回る自然災害に対して、人間の力というのはあまりに無力だと感じました。しかし一方で、そんな大変厳しい状況下でも必死で苦難に立ち向かい、決死の覚悟で被害を最小限に食い止めようとしていた、そんな人たちのおかげで今の私たちの生活があるということを改めて気づかされました。またこういう緊急を要する状況下では、人々の心根の部分が顕著に表れてきます。自分の立場や保身のことばかりを考えて、現場に責任のなすりつけや無茶ぶりばかりをするそんな人々がいる一方で、自分の家族や愛する人たちのために、自分の命を犠牲にしてまでも必死で守ろうとしていた、そんな人々が実際にいたことに、何か勇気をもらえたような気がしました。点数は95点。

改めて東日本大震災によって亡くなられた多くの方々の御冥福をお祈り申し上げると共に、震災被害にあわれた多くの人々の生活が、一日でも早く元の状態に戻ることを祈りたいと思います。

■ 3月のおすすめ映画①【瑞穂市の学習塾 MUGEN学院 穂積駅前教室】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。3月8日の日曜日、午前中から中3塾生の公立直前対策指導を6時30分くらいまで行い、そのあと体力の回復のために全身もみほぐしのマッサージ、そして心のリフレッシュのために、例のごとく映画鑑賞をしました。この間鑑賞した映画は「野生の呼び声」です。アメリカの作家ジャック・ロンドンの冒険小説を、ハリソン・フォード主演で実写映画化した作品で、未開の地に向けて旅をする冒険家と相棒の犬の過酷な旅を描いた作品です。カリフォルニア州に住むミラー判事のもとで暮らしていた雑種犬のバックは、4歳のときにさらわれて売り飛ばされ、そり犬として働いていました。その後再び売られて厳しい環境で重労働を強いられていたところを、一人で旅をしていたソーントン(ハリソン・フォード)に助けられます。世話をされるうちに、ソーントンとの間に信頼と友情が芽生え、彼らは亡くなったソーントンの息子が叶えられなかった夢である、地図にない地を目指す冒険の旅に出ます。世間知らずだった一匹の犬が、波乱万丈の冒険を通して野生に目覚めていき、そして自分自身の生き方を見つけるまでを、人間と犬、狼とのコミュニケーション豊かに描き出した良作で、動物や大自然が好きな方にお勧めの良作でした。点数は87点。

1週間ほどの塾の休校期間内にしておかなければいけないことは本当にたくさんありますが、気分転換の映画鑑賞はしっかり楽しみたいと思っております。