木村先生の最新映画レビュー

■ 1月 最新映画 レビュー ① 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。年末年始と大変忙しく指導に動き回っていましたので、前回映画鑑賞をしてから1か月くらい間が空いてしまいました。今回映画館で久しぶりに鑑賞した 最新映画 は、竹野内豊さん、黒木華さん主演の「イチケイのカラス」です。

ドラマ「イチケイのカラス」の劇場版で、東京地方裁判所第3支部第1刑事部に在籍していた裁判官の男女が、防衛大臣傷害事件の真相に迫ります。

「イチケイ」こと東京地方裁判所第3支部第1刑事部に在籍していた裁判官の入間みちお(竹野内豊)は、2年前に岡山県瀬戸内へと異動し、史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当することになります。しかしこの事件と関連するイージス艦衝突事故を調べるものの、航海内容が国家機密扱いになっており、裁判所主導で検証を行える職権発動も適用できずにいました。一方、入間の相棒だった坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の他職経験制度のもと、弁護士として隣町で働き、地元企業をめぐる事件に携わっていました。

ドラマは未視聴での鑑賞でしたが、最後まで楽しめました。個人的に今までフジテレビドラマの映画化作品にあまり良い思い出がないので、鑑賞する前は少し心配しておりましたが、普通に楽しめる作品だと思います。ドラマを観ていない分、登場人物に感情移入はあまりできませんでしたが、ドラマを観ていた方なら私以上に楽しめる作品ではないかと思います。点数は87点。

■ 12月 最新映画 レビュー 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。昨日は仕事終わりに、楽しみにしていた 最新映画 「アバター ウェイ オブ ウォーター」を鑑賞しました。

ジェームズ・キャメロン監督によるあの大ヒット作の約13年ぶりの続編で、第1作の10年後を描いたSF大作です。

神秘の星パンドラ。元海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)は、先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と結ばれ、子供たちをもうけ、幸せに暮らしていました。しかし、ジェイクたちは再びパンドラに現れた人間たちに森を追われてしまい、海の部族のもとに身を寄せることになります。しかしその美しい海にも、侵略者たちが接近していました。

前作を映画館では鑑賞していなかったので、その迫力の映像美を大変楽しみにしておりましたが、その期待にちゃんと応えてくれる、素晴らしい映像だったと思います。実際の映像とCGとが見事に融合していて、かなりの時間と労力を使った作品であると感じました。3時間30分という、大変長時間の映画だったので、途中でだれてしまわないか(トイレとかも心配でした(笑))正直心配しておりましたが、最後までしっかり楽しませてくれる映画だったと思います。ただ2本分をいっぺんに鑑賞するぐらいの勢いなので、観に行く覚悟は必要かもしれません。点数は90点。

■ 12月 最新映画 レビュー② 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。日曜日は中3生の実力対策の授業後、例のごとく 最新映画 を1本鑑賞しました。今回鑑賞したのは、二宮和也さん、北川景子さん主演、「ラーゲリより愛を込めて」です。

辺見じゅんさんのノンフィクション「収容所から来た遺書」を原作にした映画作品で、第2次世界大戦終結後、ソ連軍の捕虜として不当にシベリアの収容所に抑留された日本人、山本幡男氏の姿を描いた実話です。

第2次世界大戦が終結した1945年、シベリアの強制収容所では、ソ連軍捕虜となった山本幡男(二宮和也)ら多くの日本軍兵士たちが収容されていました。毎日わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる彼らに、彼は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」とあきらめず励まし続けます。そんな彼の信念と仲間を思う行動に、仲間たちは日々勇気づけられておりました。8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じた山本でしたが、その体はすでに病にむしばまれていました。

原作未読で観賞しましたが、大変考えさせられることが多い、素晴らしい映画だったと思います。終戦後もなお大変な苦境に置かれていたたくさんの人々の存在を知り、あたり前に感じられる今の生活のひとつひとつがなんと尊いものなのかを、改めて感じさせられました。周りの人々を常に励まし、家族との再会を強く願い続けていた山本さんのその気持ちが、周りの人たちの気持ちをどんどん動かしていくところには感動すら覚えました。ぜひ多くの人に観ていただきたい良作だと思います。点数は92点。

■ 12月 最新映画 レビュー① 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村ですこの間の日曜日に、大変公開を楽しみにしていました 最新映画 「THE FIRST SLUM DUNK」を鑑賞してまいりましたので、そのレビューを書きたいと思います。

言わずと知れたあの井上雄彦先生の大ヒットコミックを映画化したアニメーション作品で、バスケットボールに青春をささげる高校生たちの人間的成長を描いています。

いつもなら映画序盤のあらすじを書くのですが、今回は詳しく書きません。ただ2点だけ。描かれているのはあの山王戦!加えて今回の話は宮城リョータを主にした話となっております!

あのスラムダンクの映画化というだけでファンとしては涙ものですが、実際に鑑賞しての感想は「大変良かった!」の一言です。山王戦のあの試合の様子を、まるで現地観戦しているかのような錯覚に陥るぐらいのクオリティーで描かれておりました。今回は宮城リョータ目線で話が展開されていたので、原作の中には描かれていなかったサイドストーリーも描かれており、それも大変興味深かったです。全体的に少し暗めの展開なのと、アニメ版からの声優の交代が少し玉に傷ではありましたが(桜木花道と安西監督の声には終始違和感が残っていました。やはりアニメ版の声優さんの方がしっくりきて良かったです)、大人気の中、本当に唐突に終わってしまったあの伝説の作品「スラムダンク」を、大画面で改めてきちんと観れたことが大変嬉しかったです。点数は90点。

■ 11月 最新映画 レビュー③ 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。以前から楽しみにしていた 最新映画 「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」を鑑賞してまいりましたので、今日はそのレビューを書きたいと思います。

アニメ化もされた大人気のライトノベル「転生したらスライムだった件」の劇場版アニメで、スライムとなって異世界に転生した元サラリーマンが、数々の陰謀に立ち向かう物語です。

スライムの「リムル=テンペスト」として、異世界に転生してしまった元サラリーマンの三上悟。スライムとして異世界で生きる決意を固めた彼は、数々の冒険や戦いを経て絆を深めた仲間たちと共に魔物の国 「テンペスト」をつくり、その主となっていました。「テンペスト」の統治に励んでいたリムルでしたが、連邦西方にあるラージャ小亜国の女王が持つ不思議な力をめぐって、とある陰謀が動き出します。やがて、大鬼族の生き残りであり、リムルの仲間・ベニマルの兄貴分だったというヒイロの登場によって、事態は思わぬ方向へと進んでいきます。

大好きなアニメ作品の映画化ということで、以前から公開を大変楽しみにしておりました。鑑賞してみての感想は、大変良かったと思います。戦闘シーンの迫力はもちろんのこと、あの世界観がしっかり描かれていたかと思います。若干ゲスト声優の声に違和感を感じなくもありませんでしたが、とは言え、原作ファンはもちろんのこと、ぜひ多くの人に鑑賞してもらいたい作品です。点数は90点。

■ 11月 最新映画 レビュー② 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日も1本 最新映画 を鑑賞しましたので、そのレビューを書きたいと思います。昨日鑑賞したのは、「ブラックパンサー / ワカンダ・フォーエバー」です。

超文明国家ワカンダの国王とヒーローの二つの顔を持つティ・チャラが主人公の「ブラックパンサー」の続編で、ティ・チャラを失ったワカンダに、迫る新たな敵との死闘を描いた作品です。

アフリカの秘境にあるワカンダ国。戦いも終わり平和な日々が訪れたかに思われかのように思われましたが、若き国王ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)を突然の病で失い、失意の中にあるワカンダである事件が起きます。強大な力を持つ新たな脅威に対して、ティ・チャラの妹シュリ(レティーシャ・ライト)、母親ラモンダ(アンジェラ・バセット)、国王親衛隊を率いる女性戦士オコエ(ダナイ・グリラ)らが、ワカンダを守るために戦いに挑みます。

最近のマーベル作品の中では、私的には良い作品だったと思います。チャドウィック・ボーズマンさんへの追悼の気持ちが作品の中のあちこちに散りばまれていて、そして失意の中にある彼の周りの人々が未来に向けて動き出していく様をうまく描いていたと思います。3時間という時間が少し長く感じられたことと、あともう少しアクションシーンがたくさんだと嬉しかったのですが、とは言え、マーベルファンはもちろんのこと、ぜひ映画館の大スクリーンで観ていただきたい作品だと思います。点数は89点。

■ 11月 最新映画 レビュー① 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日はモレラで、以前から公開を楽しみにしていた 最新映画 「すずめの戸締り」を鑑賞してまいりましたので、そのレビューを書きたいと思います。

「君の名は。」「天気の子」などの話題作を生み出してきた新海誠監督が、「災いの元となる扉」を閉めるために旅をすることになる少女の姿を描いたアニメーション作品です。

九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、「扉」を探しているという青年、宗像草太に出会います。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉へと手を伸ばします。やがて、日本各地で扉が開き始めていきますが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすのだということを知り、鈴芽は災いの元となる扉を閉めるために旅立ちます。

日本の「震災」をテーマにした作品でテーマがかなり重かったのと、少しストーリー展開と登場人物の行動の部分で?なところが感じられましたが、全体的にはメッセージ性の高い作品に仕上がっていたかと思います。新海監督の真骨頂の後半の伏線回収はさすがでした。その絵のきれいさに反して、描く震災の恐ろしさとの対比がまたこの映画のすごさを物語っているように思います。とは言え個人的には、やはり「君の名は。」が頭一つ抜きに出ているかなと思いました。点数は90点。

■ 10月 最新映画 レビュー ③ 【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。昨日はソードアートオンラインと共に公開を楽しみにしていた 最新映画 を1本鑑賞しました。今回鑑賞した 最新映画 は、横浜流星さん主演の「線は僕を描く」です。

砥上裕將さんの小説の実写映画化作品で、水墨画と出会った青年が、水墨画を学ぶうちにその世界にのめり込んでいく姿を描いております。

大学生の青山霜介(横浜流星)は、絵画展設営のアルバイト中に水墨画と出会い、白と黒のみで表現される世界に魅了されます。水墨画家として知られる篠田湖山に声をかけられたことをきっかけに、霜介は水墨画を学び始めます。真っ白な紙に筆と墨だけを使って描かれる芸術を知るにつれ、彼は次第に深遠な水墨画の世界に引き込まれていきます。

以前少年マガジンで連載されていた作品で、私自身好きな作品でしたので、公開前から大変楽しみにしておりました。感想は最近鑑賞した映画の中ではピカイチの作品でした。派手な展開はないものの、己自身を見つめること、道を究めていくのに必要なことを、丁寧に描いていたかと思います。力のある俳優さんたちが演じておりましたので、大変ストーリーに引き込まれました。公開2週目にも関わらずスクリーンが小さかったのが少し残念でしたが、ぜひ多くの人に観ていただきたい良作です。点数は92点。

■ 10月 最新映画 レビュー ②【 MUGEN学院 穂積駅前本校 】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前本校の木村です。先週の日曜日は、月曜日に穂積中学校の中3生の実力テストが予定されていて、その直前対策を行っておりましたので、指導後例のごとく、モレラで映画を1本鑑賞しました。今回鑑賞した 最新映画 は、「ソードアート・オンラインー プログレッシブ ー冥き夕闇のスケルツォ」です。

川原礫さんによる小説シリーズを原作にアニメ映画化した「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」の続編で、デスゲーム化したオンラインゲームの世界の中にユーザーたちが閉じ込められてからおよそ1か月、アスナとキリトはますます緊迫した戦いに巻き込まれていきます。

次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」に約1万人のユーザーが閉じ込められて1か月。アスナとキリトは鋼鉄の浮遊城アインクラッドの第一層を攻略し、最上階を目指していました。一方、ゲーム攻略のために共闘していたトッププレイヤー集団のALS(アインクラッド解放隊)とDKB(ドラゴンナイツブリゲード)が利権争いで衝突してしまいますが、その裏では謎の人物が暗躍していました。

公開が伸びていてずっと鑑賞を心待ちにしておりました。テレビシリーズのアインクラッド編とフェアリー・ダンス編の復習もして、ようやくの劇場公開。否が応でも期待が高まります。鑑賞しての感想としては、戦闘シーンはさすがの迫力で映画館で見るに値しました。しかし若干ストーリーが薄く感じられて、私的には物足りなさを感じました。人間関係の部分も、このあとの展開のことを考えると、うまくつながるのかなあと心配する部分もありました。期待が大きかっただけに、私的には少し残念感がありました。とは言え、原作ファンはもちろんのこと、ぜひ多くの人に映画館で観賞してもらいたい作品です。点数は84点。

■ 10月 最新映画 レビュー① 【MUGEN学院 穂積駅前本校】

こんにちは!MUGEN学院穂積駅前教室の木村です。1週間に1本ペースで映画鑑賞したいところですが、なかなか観たいと思う映画がなかったので、昨日が10月初めての映画鑑賞となりました。今回鑑賞した 最新映画 は、「七人の秘書 THE MOVIE」です。

普段は黒子として働く秘書たちが、弱者を救うために暗躍するドラマの劇場版で、悪人たちを成敗してきた7人が、今回は信州一帯を牛耳る極悪経営者一族に挑みます。

壮絶なバトルの末に政界のドンを辞任に追い込んだ望月千代(木村文乃)ら7人の秘書たちのもとに、新たな依頼が入ります。今回のターゲットは、巨大企業を経営し信州一帯を牛耳る「九十九ファミリー」で、地元の名家として知られる彼らの実態は、国家とつながって私腹を肥やす極悪一家でした。利益のために手段を選ばない彼らを懲らしめるために、7人は雪深い信州を訪れ一家に近づこうとしますが、照井七菜(広瀬アリス)が何者かに襲われてしまいます。

観終わっての私の率直な感想は、「うーん・・・」でした。ドラマ版を前話見ていなかったこともありますが、ストーリーや内容が少し薄いのとアクションも?レベルだったので、テレビドラマまででとどめておけば良かったのではと思いました。映画を鑑賞された皆さんの評価が思いのほか低かったのもなんとなく納得できました。点数は少し厳しめの78点。